今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の選択肢

 

今日は

選択肢のお話です。

 

午後は24度まで気温が上がり

青い空と眩い光が

すでに夏を主張していて

半袖シャツで一枚で充分な

5月の最終日となりました。

 

オペラ座の界隈で

なんかユニークな佇まいのお店があるのです。

 

 

おっとりとして

静かな上品さを感じさせる外観の

ウインドーに惹かれました。

 

一見して

カバン屋さんがと判るのですが

色彩がすごい。

 

原色。

 

 

そして

その蛍光色に近いカラーの旅行カバンに

モダンで色彩と柄とに統一感のある

幅広のストライプが一本通ってるのです。

 

なんだかカーテン地に見えなくもない

ストライプの部分と同じ柄のシートが展示されてて

何かを主張している気がします。

 

 

ウインドー毎に

同じコンセプトでのディスプレイ。

 

このお店の商品は

このストライプ部分がウリであることが

わかりますよね。

 

 

店内を見ると

こうなんです。

 

広々としてシンプルな店内。

 

まず

バッグがどれも原色で

あざやか

かつ個性的で

色のヴァリエーションがすごい

らしい。。

 

 

そして

奥の壁に

ネクタイを展示してあるような雰囲気が。。

 

 

ところがそれは

当然ネクタイなんぞではなく

ほとんど単色の様なバッグに強烈な個性を与えてる

例のストライプ部分のデザイン見本

のなのですよ。

 

 

あえてお店の人には何も聞かなかったものの

おそらく

好きな色のバッグを選び

その上で

好きな柄のストライプを

組み合わせてオーダーできるのに違いない。

 



 

そう考えると

ストライプ部分の生地のディスプレイの存在感の

理由が分かる気がしました。

 

 

もちろん

お店側としては

バッグのカラーと

ストライプ部分のデザインとの

「ベストマッチ」を

見本として店内の展示してあるのでしょう。

 

 

さらには

バッグと同じ色味のビニール製ボストンバッグもあり

それの吊り紐部分が

例の生地でできていて

さらに

同色の「ネームタッグ」も選べる様です。

 

 

本体のカラーの豊富さ

装飾部分のデザインのヴァリエーションの豊富さ

それらのチョイスとコンビネーションの自由さがあって

つまり

お店側のオファーと

お客の側の嗜好とが

最終的な商品を形ずくるわけなのでしょう。

 

 

実に素敵なコンセプトだと

納得しました。

 

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