その辺のウインドーとは違って
フォブール・サン・トノレのウインドーは
やはりユニークでした。
な. な.. なっ....
一体全体どうなってるの!?
なものに出っくわした。
例のCCマークのウインドーなんですが。
あまりの好天で
明るすぎて
ウインドーが反射して綺麗に撮せないのですが
マネキンの足元が。。
このいかにもな
定番のデザインのエナメルのシューズに
膝上ハイニーのフィッシュネット・ソックスの
組み合わせが。。
ちなみに
ひざ下の高さのもあって。。
何に驚いて
いるのでしょ〜か1?
そう!
もうわかりましたね!
ネットのソックス
だと思っていたものが
実はシューズそのものだったのです。
つま先部分以外の
甲から側面から踵まで
全部繋がって靴の一部なんですよ。
蝶々結びのリボンまで。
こりゃあ
チラ見では絶対にわからない。
じっくりと拝見させていただかないと
分からないとはいえ
おみ足をじっくりと見つめる
というのも気が引けますよね〜。
マネキンだから
こうやって写真も撮れるという事ですが
魂消た。
これは
また別のお店ですが
フォブールともなると
そこら辺お店のウインドーと違って
展示物はお高そうだし
プライスカードは付いてないし。
目の保養にはうってつけです。
かと思えば
ここは
バッグ屋さんの店内ではありません。
フレッド・アラールという
プラスチック・アーチストの作品を展示した
アート・ギャラリー
なのです。
この芸術家は
透明樹脂で高級ブランドの小物を封じ込めて
バッグみたいな形にした作品を
多く手がけている人物。
LVやら
グッチやら
シャネルやら
バレンシアーガやらの
香水瓶やらナンやらカンやら。
しかも年代物。。
それらを
チョコレート・ボンボンや
キャンデーなどと一緒に
一見柔らかい透明ビニールのバッグに詰め込んだ
みたいに見える作品。
モードの最先端のウインドーが並ぶ
そんな通りに
現代アートのギャラリーも
何軒もありまして
それも目の保養になる。
そして
とあるスニーカー・ブランドの店頭に
ダラス・クレイトンの作品が
飾ってあった。
わざわざ美術館に行かなくても
この通りは
モダンアートの巨匠たちの作品に
出会うことが可能で
それこそ
眼福幸福の極み。
良い散歩だった。