今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の傾向 for Summer 2023

 

4月も後半に入った今頃

まだ「三寒四温」状態のフランスです。

 

「四寒三温」の方が

より正確かも。

 

ウインドーは春から初夏に切り替わりました。

 

そこから感じる今年の傾向は...

 

カラーでいうと

少し前に書いた「緑」の他に

赤に近いピンクと

赤に近いオレンジ色と。

 

そして

表現でいうと

民族風か

ハンドクラフト風みたい。

 

素材で言えば

ジュート

縄編みコットンの厚手

コットン・オーガンジー

が目立ちます。

 

要するに

カジュアル化が前面に出てる感じです。

 

巻頭の写真のバッグの

白のキャンバス時に

カラフルで

素朴な刺繍が

よく物語ってるのではなかろうか。

 

 

まるで素人が作ったかのごとき

ラフな刺繍が

眩暈がしそうに

強烈な色彩。

 

民族文化風で

ハンド・クラフト風。

 

 

これが

白黒でなければ

トリコかギリシアかバルカン半島か

といった

民族風なデザイン。

 

 

こちらは

薄手とはいうものの

やはりラフな織り方の

民芸的なチュニック。

 

 

鮮やかな色彩ながら

薄手で

民族文化的プリント地。

 

そして。。

 

 

荒縄のニットみたいな

手作り感満載のバッグ。

 

 

このバッグに至っては

まるで

お子様用バッグみたいな

あえて幼稚なデザインがまた

なんとも言えない。。

 

 

薄手のコットンで

アフリカか

アボリジニを思わせる

色合いとデザイン。

 

 

中には

伝統的な花柄も混じっていて

他のフォークロリックな絵柄の中にあっても

違和感がないものもあり。

 

 

 

かと思えば

同じ様なコンセプトの色柄ながら

より伝統的で常識的な感覚の

エレガントなものもあり。

 

 

素材以外は

ラインも装う目的も全く違うものも

当然あります。

 

 

エレガントなものもあれば。。

 

 

何本もの糸を撚り合せた太い糸で織った

厚みのあるコットンの

ショーツもある。

 

 

色柄も素材も

同一線上のバッグ。

 

 

パンプスも

同じ。

 

 

ラフな素材と

ラフなデザインながら

とてもエレガントな夏用シャポー。

 

 

しかし

同じようなストローハットながら

とても上品でエレガントな

お帽子も

お店を選べば

見ることができます。

 

やはり

モードは冬より夏が良いのかも

しれません。