今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の愉快な行ったり来たり

 

日本で

一般的に「メリーゴーランド」と呼ばれている

この遊具。

 

米語の「Merry-go-round」は

直訳すると

「楽しい行ったり来たり」というような意味で

発祥はフランス。

 

Carousel (カルーゼル)または Mènage(メナージュ)

という言葉が語源で

厩舎の中に設けられた

馬を調教したり騎兵の馬術訓練をする

円形の馬場のことです。

 

英語(イギリス)でも

カルーゼル。

 

産業革命期に

蒸気機関で回転させる遊具として

誕生しました。

 

ヨーロッパには

ちょっとした児童公園や広場で

よく見かける

子供達の日常的なお気に入りの場所なんです。

 

それで

日本では

木馬(だから回転木馬と訳した)と

コーヒーカップみたいな物

あるいはパンダやゾウさんが

回るイメージですか。

 

こちらでは

子供の喜びそうな乗り物各種か

騎士の乗馬と

中世風ドラゴンやマーメイド

なんてのもある。

 

19世紀のSF作家『ジュール・ヴェルヌ』

の作品に出てきそうな

かなり奇想天外な乗り物シリーズであることも

珍しくない。

 

 

時々通りかかる

5本の道路が交わる交差点の

広い歩道部分なるのは

乗り物編。

 

まず地上編

4輪部門。

 

なんとクラッシックカーです。

 

 

 

かと思えば農機具の

トラクター。

 

次に2輪部門。

 

 

 

なぜだか

ライダーは二人とも女子。

 

公共交通機関部門も。

 

 

 

大戦前の

路面電車。

 

最前列にはハンドルが付いていることは

お約束ですね。

 

次には大空編。

 

 

大型複葉機は

飛びあがらない。

 

 

一人乗りの小型単葉機は

3機が

登ったり下ったり

回転しながら前後が入れ替わる

曲芸飛行。

 

 

 

パイロットは

いずれも

女性飛行士。

 

 

ロケットは

搭乗したら

外は見えなくなります!

 

小さい子は

親御さんと一緒でなければ

ハッチを閉じたら

怖がるかも。。

 

 

復古主義者たちは

馬車のキャビンのような

これでゆっくりと歓談するもよし。

 

てな具合で

ここには

あまり凝ったデザインはありませんが

なんか

いいですよね。

 

パンダやら

ピカチュウなんかが居るよりは

ずっと。

 

キリンやライオン

一角獣なんかもいるんですが

「子供用はこうだ」

と決めつけたような幼児向けデザインの

ワンパターンな動物や怪獣なんかより

ずっと健全な気ががするのは

私だけでしょうか。。。