日本に比べたらまだ天国かもしれませんが
パリも暑いです。
四年前の火災による天井と尖塔の崩落の
修復が急ピッチらしい
ノートルダム大聖堂の辺たりまで
遠出してみました。
あちらもこちらもすごい人出で
ストリート・パフォーマンスの実演中の
何人かと遭遇しました。
中央アジアか北アフリカ系と思われる
バイオリニストが
とってもダンディでした。
ただ
演奏中の曲は
知らない曲だった。
大聖堂の裏側
シテ島の上流部の先端あたりから
隣の小さい方の島「サン・ルイ島」を結ぶ橋の上には
マリオネットのパフォーマー。
小さな女の子が
おひねりを持って近づいている瞬間です。
演者はまだ気がついていないよう。
最前列の特等席に
座り込んでる観客たちは
お子様連れのお父さん二人。
ママチャリに乗ったお父さんは
3人の子供たちのうち
前のカゴには
サイズ的にギリギリに見える大きい方の子供を
二人も乗せてた。
さっき
おひねりを渡しに行った女の子の前にあるブロンズの壺は
おそらく演者が投げ銭を貰う為に置いたもだと
思われます。
そこまで近づいてるってことは
この子は
「砂かぶり」にいるわけすね(笑。
蔵前なら
そのアイスクリームには
砂が入っちゃうところです。
「出演者」の人形たちは
演者の手づくりのよう。
狼が意地悪そうな顔してる。
シテ島から右岸の対岸に
市役所があります。
橋を渡っていると大歓声が聞こえてきたので
前の広場に行ってみたら。。
人の輪をかき分けて覗くと
若者が二人
マイク片手にオーディエンスを沸かせていました。
ヒップ・ホップだか
ブレイキングだか
ストリート・ダンサーが
ライブをやっていたのでした。
個人的には先ほどのヴァイオリンの方が
ずっと感情移入できるのですが
普通は
こんなパフォーマンスの方が受けるようです。
好き好きとはいえ
何か
釈然としない(苦笑。
音と旋律とで人の心を震わせるか
大音響と振動で心を動かすかの違いで
音楽は
どの時代にあっても
人々の心を打ち抜くのでしょう。