今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の河から見た景色

keshiki

 

 

故あって

船に乗ってみる機会がありました。

 

おそらく十年ぶりくらいの出来事です。

 

パリは

「セーヌ」の中の島で誕生し

「セーヌ」と共に歴史を刻んで来て今日がある

と言う通り

やはり

セーヌから眺めるパリは特別です。

 

この写真は

二つある島の小さい方『サン・ルイ島』の

上流の先端をかすめて両岸を結ぶ橋の

上流側から左岸側の流れを見た光景で

右に「サンルイ島」

その奥にある『シテ島』の上流の先端の

『ノートルダム大聖堂』の

屋根のない姿を見晴らしています。

 

 

このあたりの左岸の岸辺に

彫刻が並べられた一角があります。

 

その昔「ジャック・シラク大統領」が訪日の際案内された

箱根の彫刻の森美術館に想を得て

パリ市内にも屋外の彫刻美術館を

と言い出して作ったという噂がある。

 

 

「サン・ルイ島」の上流の先端では

釣り糸を垂れている人もいました。

 

近年の努力で水質が改善され

昔のように

かなりの魚が戻ってきているそうですが

全国どこでも

釣りをするには県警に届けて手数料を払い

「許可証」を得ていることが原則です。

 

ルーブルの前の河岸

セーヌの河岸の道路からさらに下の

水面近くに岸辺の遊歩道があります。

 

肌寒い午前中でしたが

昼過ぎからはとても気持ち良い日差しに恵まれ

転々と岸辺でくつろぐ人々の姿が見られました。

 

 

 

 

 

車座になったり

向き合ったり

並んで座ったり。

 

思い思いに

食べたり飲んだりしながら

おしゃべりに花を咲かせている模様。

 

白鳥の小径

先日話題にした人工の中州『白鳥の小径』では

岸壁にへばりついた野生の花が咲いています。

 

オランジュリーの横を通る運搬船

週末ということで

特に各社の遊覧船も多く行き交っていましたが

運搬船も相変わらず多い。

 

いつもは上から見下ろしていますが

同じ目の高さで見ると

感じていた以上に大きく

迫力満点です。

 

接岸された住居船

何度も話題にしている「住居用」の船も

所定の場所には

数珠つなぎで接岸しています。

 

この写真の船は

甲板の上に相当広いサロン(リビング)がありそうです。

 

普通は寝室などは船腹にあるはずですが

窓がないので

甲板上の窓四つの部分が居住部分かと思われます。

 

 

結構渋い住居船もいます。

 

以前の「働く船」だったラインがそのまま残って

貫禄すら漂う。

 

やはり

パリは「セーヌ河」で

セーヌ河は

やはり河の中から味わうに限ります。