今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のセーヌと船と橋と人々

 

昨日とは打って変わって

今日のパリは

お日様は定休日。

 

一日中どんよりと曇った

気温もせいぜい13度くらいまでしか上がらない

うすら寒い土曜日でした。

 

 

遠出をしないように

セーヌの河に沿って歩いてみました。

 

河岸道路の一段下の

波止場というか

遊歩道というか

数珠つなぎに舫われている船のいるセーヌ河は

いつ見ても情緒があります。

 

役目を終えて退役した運搬船を改造した

住居船です。

 

 

昨今は

いついかなるところに行っても

ジョギングする人々を見かけない事はありませんが

特にこの河岸は

車と接触する危険はないし

快適で

いつも誰かが走っています。

 

 

そして

このブログの常連である

『ビィル・アケム橋』

を望む光景で

上をメトロが通る瞬間は

河と船と人間と公共交通機関と

まさに格好の「バエるパリ」と行っても

過言ではないのではないでしょうか。

 

 

 

どちら側から見ても。

 

 

加えて

お天気が冴えなくとも

河岸は

若いカップルにとっても

若くないカップルにとっても

誰にも邪魔されない

二人だけの宇宙。

 

 

親子連れで散歩中の

子供だけが

一人先にかけてきて

船を舫う杭に隠れて

親からは見えていないつもりの

かくれんぼ。

 

微笑ましい。

 

 

橋の上には

写真を撮る人々が必ずいるし。

 

 

お天気がどうであろうと必ずいる

ウエディング・フォト撮影中のカップルは

この橋と一体になって

きり反せない名物と言って良いかもしれません。

 

 

 

河沿いを歩いた時間は

せいぜい40分ほどでしたが

その間

一隻の遊覧船とも出会わなかったのは

土曜日の午後としては

特別のタイミングだったにかもしれません。

 

冴えないお天気だったとはいえ

体力も復活している確認ができた

四月最後の土曜日の1時間余りの散歩でした。