今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の目覚め

 

実は

ここ10日間ほど体調を崩しておりました。

 

咳が止まらなくなって

咳止めと咽喉疾患用のシロップを

何種類か交互にひたすら飲み続けながら

外出を控えていたのです。

 

そして今日

4月28日の金曜日

かなり症状が改善して

かつとっても良いお日柄だったので

恐る恐る

外に出てみました。

 

19度ほどの気温のもと

真っ青な空と

眩しい陽光が

なんだかとても懐かしく思えました。

 

そして

前方に見えた一本の木が

濃緑色と言っても良いほどの濃い葉っぱを広げていて

びっくりしました。

 

いつの間に

こんなに黒々とした緑になっていたんだろう

と。

 

 

そうしたら

周り中の

通りすがりの小道の緑が

とっても気になりだしたのです。

 

住宅街の裏道によくある

建物が道路より少し下がって建てられていて

歩道との間に植え込みが作ってある。

 

そんな通りの鉄柵に沿った中に

モチノキとマロニエとリンボクとが

勢いよ茂っています。

 

 

左下にある常緑樹コニファーの後ろから

剪定したらしいマロニエの幹に

新緑が茂り

その右上にはシナノキの若葉が。

 

生命の息吹の三重奏。

 

 

そうしたらなんと

葉っぱが開いて間もないなずのマロニエに

花がついてる。

 

 

しかもたくさん。

 

 

雄花に横には雌花までより沿ってて。

 

 

道路際の生垣も気になります。

 

アオキの赤い実が見えました。

 

 

この垣根の横を歩いていたら

かすかに

甘い香りが漂ってきました。

 

 

メキシカン・オレンジという植物の

白い花の香りです。

 

 

そういえば

オレンジの香りの様な気もしました。

 

 

春なのに紅葉しアメープル...

と思ったら

調べてみたら

「青崖」

別名「はるもみじ」だそうで

新しい発見。

 

 

 

 そして

紅の小さな花のつく木を

最近よく街角で見かけていました。

 

遠目にはサルスベリに似ていますが

ハナズオウ。

 

 

ところで

この辺りに結構集まっている

お邸の一軒の道路際には

背の高い木々を植えて

塀の代わりにしてあるのですが

プラタナスが

まだ全然葉っぱをつけていなくて

スケルトン状態です。

 

これが

あと2ヶ月もすれば緑の壁になって

中は見えなくなるのです。

 

 

普段よく行く近くの公園の周りの道は

歩道が並木で覆われていて

もはや緑のトンネルになっていました。

 

 

その中に

見慣れぬピンクが見えた。

 

チャンチン・フラミンゴとかいう珍しい木の

若木でした。

 

ほんの10日かそこら引きこもっていただけなのに

外の世界は

まったく雰囲気が変わっていました。

 

いやあ

目が覚めた気分です。

 

ヒキコモリは

1日も早く卒業しなければと心に誓った

久しぶりの短いお散歩でした。