今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のパリの雨に新発見

 

灰色の雲が低く垂れ込めた10月最初の日曜日

散歩を始めて小半刻で

とうとう雨が降ってきました。

 

止むを得ず

屋根付きのバス亭でしばし雨宿り。

 

天候のはっきりしない日曜日なので

人気もあまりなく

やってきたガラガラのバスについのってしまい

適当なところで降りて

またひとしきり雨宿り。

 

今の時代は

スマホでネットを使ってあれこれ出来るので

退屈はしません。

 

そんなこんなで

そう頻繁に歩くわけではないところを歩いていたら

歩道に何やら

木の実が落っこちていました。

 

パリで数多い並木の中でも

「実」に関しては

「マロニエ」と「プラタナス」しか

頭になかったのですが

何か違う。

 

マロニエみたいにイガイガではなく

プラタナス(鈴掛)よりは大きい。

 

なんだろ?

 

 

歩くほどに

落ちた実が散乱していて

見上げると

アカシアみたいな並木でした。

 

 

まず第一に

アカシアに実がなると言う考えが

頭になかったので

新発見!

と一人で浮き立ったのです。

 

 

アカシアとて植物

花も実も当然つくでしょうよ。

 

でも

こんな姿形だったのか。。

 

だがしかし

見上げるとアカシアみたいな感じに見えたものの

カメラ越しにアップで見ると

葉っぱがアカシアより幅広い

ような気がする。。

 

 

ふううむ。。

 

一体これは

なんなんだろ。

 

 

帰り道

セーヌを渡るときに

雨でけぶったエッフェル塔が

なんとも言えない

不思議に幻想的な姿に見えました。

 

 

エッフェル塔は

「いつ見ても同じ」

ではないのだ

当然なことを思いながら一枚撮影。

 

帰ってから調べてみたら

あの木の実は

「ノワ・ノワール 黒くるみ」でした。

 

ブラック・ウオールナットと英語で言えば

思い出す

家具や調度品を作る

高級材ではありませんか。

 

1kmくらい

両側がウォールナットの並木で覆われた通りが

有ったとは。

 

これまた新発見でありました。