今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の睡蓮

 

パリの街中で

睡蓮を見かけました。

 

あの

クロード・モネも知らなかったでありましょう

セーヌ河の水面に。

 

黄色い花が咲いていました。

 

 

しょっちゅう話題にしている

人工の中州『白鳥の小径』は

セーヌを背にして

メトロが上を通る二階建ての『ビィル・アケム橋』から

中ほどに郊外線が渡る鉄道橋が横切って

下流が『グルネル橋』までの

1km超の中州です。

 

この写真は下流の先端と「グルネル橋」を

みたところ。

 

中州の下流の先端は「自由の女神」です。

 

 

橋の方が水面から高いので

「ビィル・アケム橋」から中州に下ります。

 

 

小径の両側には

世界中の樹木が植えてあり

名称と生息地や特徴などを記したプレートが

各所に立っています。

 

 

「グルネル橋」に近づくとまた高くなり

橋の向こう側にある

中州の先端に立つ「自由の女神」が

背中を見せています。

 

 

途中から流れを見下ろすと

水面に水草が密生して浮いていました。

 

実は

暑さが募る時期になると

流れが緩く水が澱む岸辺に近い淀みには

水生植物が繁殖するのです。

 

 

藻の様なものから

背丈が1mほどもありそうな

細長い草のようなものまで

色々な水生植物が

水面下で

流れに身を任せて揺れていました。

 

 

そして

水面に浮く様に密集しているのは

なんと「睡蓮」じゃありませんか!

 

正確には『セイヨウコウホネ」という名前の

スイレン科コウホネ属の植物で

黄色い花がつくのだそうですが

まさしく

何輪も咲きかかっていました。

 

 

いままで気がつかなかった。

 

というか

水面

岸辺近くの水草など

注意して見ることなど無かったのですが

パリで睡蓮

が見られるなどと

考えたこともありませんでした。

 

 

ちなみにググってみると

食用だそうです。

 

地下茎(まさに蓮根ですね)

茎や葉と

それに果実も

ヒトは食ってきたらしい。

 

アルカロイドが含まれるそうなので

要注意。

 

見かけても

勝手に食べないことをお勧めいたします。

 

今日も

また一つ

新しいことを学ぶことができました。

 

だから散歩はやめられないw