今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の神々しき立ち姿。。。

 

パリのど真ん中

「ルーヴル宮」の中庭から西に一直線に

何も視界を妨げない空間が遥か彼方まで伸びています。

 

都会であれば

街のどこに立とうと

そこから360度回りを見回すと

必ず何か人工物が視界を遮ります。

 

それが

パリは街の中心から西方向に

一直線の空間が見晴らす限り開けている。

 

その線上に

ナポレオンが凱旋門を二つ建てました。

 

さらのその線を西に延ばして

パリと隣の自治体との境界までくると

ポルト・マイヨー(マイヨー門)という

大きなロータリーがあり

そこに

国際会議場(Palais des Congrès)という

モールを含む建物があって

その正面に

神々しくも可愛らしいものが佇んでいました。

 

一見トロイの木馬風の。。

 

 

そう

言わずと知れた

トナカイさんです。

 

巨大で真っ白な。

 

ツノに

色とりどりの装飾球をまとって。

 

 

そうか。

 

11月8日水曜日

すでに

クリスマスの時期に

突入し始めているわけですねえ。

 

 

見る位置によって

順光か

逆光か

によって色合いは変わって見えるものの

純白の

網状というかスケスケのお姿。

 

スケスケなので

中にオデュッセウスの軍勢が

隠れている余地など無いことは明白。

 

 

まだ明るいのであまりはっきり見えないものの

よくよく見ると

電飾が付いてました。

 

そして

なんとも可愛いお尻。

 

 

装飾球のせいで

真後ろから見るツノが

なんだかウサギのお耳みたいにも

見えなくもなく

かわゆい。。

 

 

街中に

クリスマスの飾りつけは

まだまだほとんどないものの

今後は

世の中が急速に

年の瀬へとつっ走って行くんだろうな。

 

一年中で

一番楽しげで

一番せわしなく

一番寂しさを感じる時期を迎えます。

 

 

そういえば

この「コングレス・センター」の玄関口や

入ってすぐのロビーに

この形の照明灯が立っているのですが

どこかで見たような

と考えていたら気が付いた。

 

東京五輪の聖火のトーチが

これに似てた。

 

あの大会の様々なものが

パクリ疑惑に揺れましたが

トーチをデザインした人は

ここにきたことはなかったんだろうか??