今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のパリは晩秋に春を待望

 

10月23日月曜日のパリは

一日中休むことなく

冷たい小雨がベシャベシャと飽きることなく降りしきる

最高気温は11度という

とっても

暗くて

寒くて

心をえぐられるような1日でした。

 

そんな

まるで人間が外出することを

拒むかの様な天の配剤の状況中でも

やはり外に出る必要はあります。

 

そんな状況で

いきなり

場違いな明るい光景に目を射抜かれた。

 

 

半年前の写真ではありません。

 

とある洋服屋さんのウインドーが

まるで半年遅れているかの様な

或いは半年先を行くかの様に

場違いなまでの

軽やかで明るい色彩に溢れていたのです。

 

 

そういえば

ウインドウを覗いている熟年のご婦人も

しっかり着込んでいるものの

明るい灰色だ。。

 

 

この時期の品揃えといえば

黒や

濃いグレーや

ブルー系もブラウン系もグレイ系も

その他の色合いも

ダークなものと相場が決まってる

無意識に思い込んでいたところに

いきなりの不意打ち。

 

まるで春先の店内の様ではありませんか。

 

 

10月23日ですよ

気温11度ですよ

冷たい雨ですよ。

 

なのに

裏切られた!!!

みたいな。

 

 

その後は

意識的にあれこれ他のお店も

注意して覗いてみたら

素材や質感は冬支度。

 

でも

色彩は早春。

 

 

コートも明るいグレイ。

 

 

素材や質感は冬

でも

色彩は.....

 

 

気にすればするほど

店頭は

ホワイト系や

明るいピンクや

前を歩く通行人との対比が真逆。

 

 

なんだか

みんなで冬の到来に抵抗してるかの様な

明るい

軽い色彩が並んでいました。

 

 

店の奥には

定番の黒もあるものの

ウインドウは白系。

 

 

高級ブランドも

ホワイトと

ウルトラ・ライト・ピンクと

ライト・ベージュと

ライト・グレイと。

 

 

そしてそして

「水着屋さん」も

この時期でもしっかり元気に存在をアピール中。

 

 

「子供服」屋さんの前は

赤い爆発となっておりました。

 

暗くて

湿っぽくて

寒くて

陰鬱な冬は

やっぱり嫌ですよねえ

誰だって。

 

晩秋こそ早春であるべきか!?