今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の花の巴里

 

日本文化会館

という組織があります。

 

パリと東京の姉妹都市関係を

より緊密なものにするために

という理由で

土地をパリ市が提供し

建物は日本が資金を集めて建てた

という代物です。

 

ちなみに

初代の館長は

NHKを退職した磯村さんでした。

 

前を通って

いつもの手荷物検査をやってなかったので

売店でも見ようと

ふらりと入ったら

ロビーの一角で

「華道展」をやっていました。

 

巻頭の写真は

ジャニンヌ・ボルダスさん

(小原流)

だそうです。

 

どうやら

パリの住人の「いけばな展」みたいな感じです。

 

 

ユーゴー・クルス・ラモスさん

男性

草月流。

 

 

ジェニフェール・シューローさん

草月流。

 

 

リリィ・ヴィットさん

一葉式。

 

 

ヴァレリィ・ル=マレシャルさん

草月流。

 

 

イザベル・ヴァゴンさん

一葉式。

 

 

ジュリエット・カンツさん

草月流。

 

 

オディール・カルトンさん

草月流。

 

 

クリスティアンヌ・ペルショーさん

小原流。

 

 

ロクサンヌ・フラッツァー=オーデさん

小原流。

 

 

エリザベット・ケバッジャンさん

草月流。

 

これだけではなく

あと7〜8点ほどありましたが

あえて

日本人と分かる

あるいは日系人と分かる人の作品は

外しました。

 

パリでいけばなを学んでいる人たちの

作品展らしく

花器もお花も「フレンチ」な感じですが

それなりに素敵だと思います。

 

でも

半世紀前の知識しかない私は

今の日本の華道の傾向には

知識がありませんので

判断がつかないですが

「いけばな」

と言うより

「フラワー・アレンジメント」

の感じでした。

 

まあ『華道』で括れば

どちらも華道だと思うので

それでよし。

 

華道も国際化してきたものだ。

 

思いがけず

少し楽時間を過ごしました。