今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の地名表示

 

今日すごいの見つけてしまいました。

 

何をって

通り名表示のプレートなんですが

『ミケランジェロ通り』

のプレートが!!

 

フランスの住所表示は

通りの名前に番地。

 

通りの片側が奇数番地で

反対側が偶数番地

と決まっています。

 

建物の規模が違い得るので

同じ通りでも

20番地のお向かいが21番地とはならないで

だんだんずれていきますが

ある家を探すのは極めて簡単です。

 

名前は

人物名か地名(フランスや世界の町)や

有名な故事などです。

 

「ヴェルヌイユ通り」

通りの種類は各種あります。

 

BOULEVARD(ブゥルヴァール)大通り

AVENUE(アヴニュ)大通り

RUE(リュ)通り

PASSAGE(パッサージュ)小径

PLACE(プラス)広場

SGUARE(スクアール)小広場

QUAI(ケ)河岸通り

IMPASSE(アンパス)袋小路

などなど。

 

上の写真の表示は

パリ7区

ヴェルヌイユ通り

1601/1682

アンリ・ド・ブルボン公

ヴェルヌイユ公爵

アンリ4世の息子

と表示してある。

 

誰もが知る固有名詞には詳細は書きませんが

「よく聞くけど誰だっけ(どこだっけ)」な場合は

このように。

 

「ヌヴェール通り」

区が省略されていますが

6区にある

フランス中央部ロワール河流域の町

「ヌヴェール」

の名が付いている通りです。

 

「ベルナール・パリッシィ通り」

この人物は

1510年生まれ

1589または90年没

画家・(ステンド)ガラス職人・エナメル職人

だそうです。

 

「ヴァンヴの塔小径」

この横丁は静かな住宅地で

こんな感じ。。

 

 

「マルセル・アンリ横断橋」

PASSERELLE(パスレル)は

連絡橋とか歩道橋。

 

この人物は

レジスタンスの闘志で

アウチュヴィッツ生還者で

「解放運動の6人の女性たち」の一人

と結構な肩書き。

 

場所は17区の再開発地区。

 

 

「クリスティーヌ通り」

この6区にある細い路地

「クリスティーヌ通り」に入る角に

1947年に開業して今は無くなった高名なジャズクラブ

「タブー」

があった事を示す銘板が伴われています。

 

「フランソワ・ミロン通り」と「穴の空いた釣り鐘通り」

左の17世紀初頭に行政官を務めた

「François Miron」通りは

彼が住んだその時代の家が残っています。

 

 

そして右の表示の

「穴開き釣り鐘通り」は

情緒たっぷりの路地。

 

 

さらに面白い光景として。。

 

「アーケード通り」と「マチュラン通り」

この二つの通りの角の建物の両方のプレートの間に

インヴェーダーがいる!

 

8ビットTVゲームの

この種のキャラクターはフランス人の作で

最近町中に見られるようになりました。

 

そして。。

 

 

普通のプレートと何が違うか

お分かりですよね。

 

こんな気の利いたのは

初めて見ました。