今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の不審者

 

小さくて

キッチュで

ごちゃごちゃしたペットサロンがりました。

 

遠目には

一体なんのお店だか判断に苦しむ外観。

 

この

雑然としてゴミ屋敷みたいなサロンは

日本では考えられない事でしょう

 

 

覗いてみたら

ありとあらゆる

なんだか不明の品々に囲まれて

一人のトリマーが

チワワの爪の手入れをやってる最中です。

 

いかにも

「職人さん」の工房然とした雰囲気に

魅了されてしまいました。

 

話に聞く日本のペットサロンの

下手すると人間のためのヘアーサロンより

豪華な雰囲気など

みじんも感じさせない作業場感に

職人さんとしてのトリマーの

腕の良さというか

プロフェッショナルな気難しさまで

感じてしまうのであります。

 

なんだか

ペットのトリマーの仕事場というより

「靴修理」の店

みたいですよね。

 

 

爪を切ってもらっていたチワワくんが

目の前にカメラを構えた人間が出現したのに気がついて

吠え始めました。

 

カメラを構える姿に

危険を感じたのでしょう

急に落ち着かなくなったチワワですが

トリマーさんは周囲の雑音には一切邪魔されることなく

ひたすらチワワの爪を切っていました。

 

 

チワワの方は

危険を感じて吠え続け

動くので

ピントはズレズレ。

 

そんなことには一切気づかない職人さんは

粛々と作業を続けて

手を休めることはありませんでした。

 

やっぱりプロですね。

 

チワワくんにとっては

いきなりレンズを向けられて

怖かったんだと思います。

 

ただでさえ爪切りが嫌いなチワワくん

き止む気配もなく

トリマーさんも

そんなチワワの騒ぎに窓わされることもなく

はだんだん綺麗になっていってるんでしょうが

チワワにとってはえらい迷惑な話です。

 

邪魔してごめんね...