今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の倒木

 

フォッシュ大通りです。

 

道幅130m。

 

写真に写っている

凱旋門に近づいたあたりは

片側それぞれに3車線+自転車レーン有るのですが

もう少し下ると

車線がもう二つ増えます。

 

写っている限り広くは見えない

ひろ〜い大通りの

車線の両側は

車線より広い遊歩道がありまして

緑の下草の中に木々に花壇にやあれこれが

点在しています。

 

今日は19日の金曜日で

お昼前後にかすかに小雨がしばらく降った以外は

どんよりとした曇り空。

 

 

ここは

決して公園ではありません。

 

あくまで

大通りの両側にある遊歩道ですが

結構な巨木や古木が点在しています。

 

 

そこで

倒木に出会いました。

 

倒木と言っても

枯れて自然に倒れたのではなく

伐採されたようで

幾つかに切り分けられていました。

 

 

斃された木を見ると

常に心が傷むのですが

直径は優に1mを超える大木で

真ん中だけ少し窩になっていました。

 

それほどひどい虫食いや

病気とも思えないので

なぜ斃したのか気になります。

 

 

何らかの止むを得ない理由は有る筈で

すぐに若木が植えられるはずですが

やはり古木には替わり得ず

残念な気持ちは拭い去れない。。

 

 

それはそれとして

この遊歩道には当然ベンチも各所にありまして。。

 

 

敢えて倒木に見せかけた

木製の

面白い形の大型ベンチもあります。

 

 

というか

敢えて倒木を利用して

ベンチを作ったのだろうと思いますが

なんか

愉快ですよね。

 

座る位置によって

向きや

姿勢や

傾きが

違ってくるってわけで。

 

ちなみに

この「フォッシュ大通り」は

中央の広い車道の両側の

もっと広い遊歩道の端に

両側に並ぶ建物との間に

さらに2車線分の車道と

建物側に普通の幅の歩道もあるんです。

 

国土が広いって

何だか

精神的に余裕が出てきてくれます。

 

それこそ

「そんなに急いでどこ行くの?」が

そのままの意味で通用する

ゆとり国家なんですね

少なくとも空間的には。

 

精神的はことは

ここでは話題に致しません。