今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の群像

 

今日のエトワール広場は

週明けの月曜日とはいえすごい人出でした。

 

へえ〜〜

と見ていると

横から大人数の団体様が

ぞろぞろと出てきて

凱旋門の真下に行く地下道の入り口に

向かって行きました。

 

 

シャンゼリゼの

5車線ずつの車道の

上りと下りを分ける「中央分離線」が

1mほどの幅があるのですが

そこには

通りの一番先端の

車道(ロータリーですから車道と呼ぶのか?)まで

最前列で写真を撮りたい人が

数十人も

一列に並んで待っておりました。

 

もう一度言いますが

大通りの車道の真ん中です。

 

 

広場の歩道(とも呼び難い)部分の最前列には

写真を撮る人々が

それぞれグループで

集まっております。

 

 

レンズに向かって正対せず

斜め横向きでポーズを決めるのは

ヨーロッパ人の女性らしい。

 

手でハートを作ったり

中腰になって

右手の手のひらを上にして

捧げるような紹介ポーズをとったり

ましてや

ピースをする人は

日本人以外にはあまりいませんね。

 

 

そのうち

歩道部分から出て

車道部分へと進出を始めてしまいます。

 

 

そしてなんと

そのまま車の走るスペースを

横切って

凱旋門に向かい始める人々が続出。

 

50mは優にあるんです

休暇中で交通量が少ないとはいうものの。

 

フランス人は平気で歩行者信号を無視して

車道を渡ったりしますが

ここはやらない(苦笑

 

外国人観光客恐るべし!

 

 

一組が始めると

我も我もとばかりにワラワラとw

 

 

運転する方も

こんな歩行者は無視して

平気で突っ込んできます。

 

あぶねえあぶねえ。

 

でも

背中を見る限り

少しも焦ってるようには見えません。

 

みなさん

悠々と堂々と

御渡りになられてるw

 

 

中には

疲れたか

ベンチに仲良く家族全員でお座り組も。

 

 

たまたま

ベンチが凱旋門の前にあった

というだけで

凱旋門はどうでもいい二人も。

 

 

凱旋門の屋上には

人が鈴なりです。

 

パリの観光業はコロナ以前に完全に戻った

と聞いてはいるものの

その実態を実感させられた

エトワール広場でした。