今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の空

 

今日7月14日の朝

ヘリが

ホバリングしていました。

 

『革命記念日』の午前中は

大統領はじめ閣僚や高級将校

外国要人が

パレードに参加するので

町中を空から監視しているはずです。

 

普段なら

テレビで見るパレードですが

写真に収めてみるかと思い立ち

シャンゼリゼ目指して出かけることにしました。

 

 

10時45分くらいから始まるのですが

すでに9時50分過ぎ。

 

凱旋門に直角にぶつかる『クレベール通り』が

『エトワール広場』の寸前で

交通止めになっているのは想定通り。

 

この広場に集まる

シャンゼリゼ以外の11本の大通りには

パレードに参加する

各種の車両や機材が待機するはずだからです。

 

 

多くの軍事車両は

周囲にいる市民を操縦席に招き入れてくれて

特に子供達が優先です。

 

 

エトワール広場の一つ外側にある

広場を円形に囲む通りを移動しながら

広場にも自走砲や戦車が待機しているのが見えます。

 

 

『ジョルジュ・サンク 大通り』からも

シャンゼリゼには入れない。

 

多くの観衆が

シャンゼリゼから離れる道へと

誘導されていきます。

 

 

シャンゼリゼには

8時頃には人々が集まっており

それ以後は早々に進入禁止になってしまったのも

想定通り。

 

礼装の高級軍人を乗せたバスが数台やってきて

封鎖線を開くように

一人の将校がバスから降りて

警備陣に申し入れをしています。

 

その時々の人手や状況に応じて

進入路を変えるようで

こういう事態が起こるわけです。

 

そうこうしているうちに

爆音。

 

 

これを待っていたのですが

あまりに飛行速度が速すぎて

真横からは捉えられなかった。

 

シャンゼリゼの沿道にいれば

凱旋門背後の上空から飛んできて

コンコル上空を経て飛び去るまで目で追えるのですが。

 

でも外れた位置にいても

シャンゼリゼの真上を飛ぶ航空機は

真上ではないにせよ

一瞬の間ですが見ることができるはずなので。

 

 

共和国大統領専用機が

2機の護衛の戦闘機を従えて

やってきました。

 

あとは

次々とやってくる。

 

 

空中給油機の後方にジェット攻撃戦闘機

レーダー機と護衛の戦闘機

 

 

 

 

輸送機の編隊

 

 

 

 

 

 

 

最後には

今世界で注目の...

 

ドローン攻撃機

反戦論者の私としては

この日は複雑な気持ちになりますが

これは

フランスが「人権」を獲得した記念の

フランス人のアイデンティティーの記念日なので

致し方ないと

見守っています。

 

 

シャンゼリゼにほぼ並行している

川岸の道路は

車が進入を禁止されていて

自転車で走っている親子連れが

出番が終わって引き返すオートバイ部隊と

すれ違うシュールな光景も。

 

普段は車道が自由に歩けるのが

子供達にとって珍しい環境らしく。。

 

 

 

活発に遊びまわっていました。

 

行進は見られなかったけれど

あとは

今夜の花火大会を

テレビで見ることにします。