今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の水上プールと昨日のそれと

 

パリに市立と区立の屋内プールはたくさんありますが

それらは

水泳を覚えるためと

競技者のトレーニングのための様な役割を持っています。

 

もちろん遊びで泳ぎに行っても全然構わないのですが

一時間単位で

プロのインストラクターから

安価な価格で水泳を教われるプログラムがあって

とても便利です。

 

しかし

昨今の「熱暑」のパリともなると

今の時期にヴァカンスに行ってないパリジャンたちは

どうしても

休暇気分で水辺で過ごしたい

という人がたくさんいるわけです。

 

そこで

パリには昔から

セーヌ河の水上にプールを作ってあります。

 

 

パリ東部地区再開発で

「新国立図書館」

「新経済・財務省」

その他新しいものが続々と作られてきたあたりに

『ジョゼフィーン・ベーカー・プール』

と名付けられた

新しい水上プールが

2008年からオープンしているのです。

 

国立図書館まで足を伸ばしたので

写真を撮ってきました。

 

 

アッパー・デッキに

まるで地中海の海辺のホテルのプール然と

マットに寝そべる人々が見えます。

 

実は

以前は「コンコルド橋」を広場から渡って

左下の水上に

「デリニィ・プール」

というのがありました。

 

『Pichine Déligny デリニィ・プール』  @nageurs.com

19世紀後半の高名な水泳選手の名を冠したこのプールは

長らくパリジャンたちの

休暇に行く前や行った後にも

休暇気分を味わえる場所として

大変な人気でしたが

ある冬の大嵐で破損し

老朽化していたこともあって

取り壊されてしまったのです。

 

その後釜が

「ジョゼフィーヌ・ベーカー・プール」というわけ。

 

 

実は

個人的には行ったことがないのですが

昔と比べると

はるかに豪華なイメージで

悪くなさそうです。

 

「デリニィ」の方はどうだったかというと...

 

『Pichine Déligny デリニィ・プール』 @FranceCulture

ぎょええ〜〜〜

どひゃああ〜〜〜

...ですよねw

 

オットセイの産卵期の

海岸のような物凄さ(失礼)。。。

 

とにかく

フランス人たちは

太陽が輝くと肌を焼きたがるのです。

 

ちょっとした公園の芝生の上にも

男女を問わず

半裸の連中が寝っ転がっています。

 

紫外線の影響論や皮膚ガンなどを話題にするのは

野暮ってことで。。。