今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の外販車

 

今日10月19日水曜日は

晴天でした。

 

午後の最高気温は22度もあって

風除けのシャカジャンなんか着て歩き回ったもんだから

汗だくになってしまった。

 

超高級ブランドばかりが並ぶ『モンテーニュ大通り』を

偶然歩いて

シャンゼリゼの中程

商業地区と緑地帯とを分ける位置のロータリー

『ロン・ポワン』に出たら

いきなり

とってもいい匂いが漂ってきたんです。

 

レストランなど近くにない場所だし

そこそこ風はあったので

場所柄につかわしくないけどどこから漂ってくるんだろ

と風上の方向を見たら

白のレトロなボンネット・ワゴンが駐ってました。

 

見覚えがあるぞ。。

 

 

そう

移動販売車だ。

 

クレープの匂いでした。

 

しっかり

お客様が二人注文の品が出来上がるのを待ってる。

 

凱旋門の周り

エトワール広場の歩道には

車やバイクで引っ張ってくる

「リヤカー」(よりは洒落てるけれどw)

みたいなクレープ屋さんが

5〜6台出ていますが

この手の大型車は泊まれる場所に限りがあるので

あまり見かけません。

 

でも

ここには時たま出てて

しかも他の場所にも出没してるので

見慣れた車です。

 

 

数日前にご紹介した「焼き栗売り」は

許可は取っているのでしょうが

とっても素朴で

手作り感満載ですが

こちらは本物のキッチンカー。

 

 

しかもそれが

とってもレトロな小型のボンネットバスっていう

それもホワイトっていう

外観でもう

勝負ありって感じですよね。

 

背中のアイスのイラストが素敵です。

 

「クレープ」

「アイスクリーム」

「パンニーニ」

「ホットドッグ」

「クロック・ムッシュー」

「カフェ」

「冷たいドリンク」

と書き出してあります。

 

小さなワゴンを牽引してるようで

それも当然同じカラーリング。

 

 

反対側に回ってみると

ドア?

ふた?

は閉まっているものの

どうやら反対側と同じ造りのようで

その時留めた位置関係によって

どちら側で商売するのかを決めるようです。

 

 

一周し終えて

元の位置に戻ると

お客様が増えていました。

 

クレープは

外国人の観光客は

バナナを入れたり

生クリームをトッピングしたりしてますが

フランス人は

子供は「ヌーテラ」というチョコレートペーストで

大人はジャムかハチミツかですが

一番好まれるのは

「beure et sucre バターと砂糖」とよぶ

表面にバターをぬてグラニュー糖を少し振りかけるだけ。

 

結局それが一番美味しいんです。

 

皆さんも

パリにいらっしゃって

クレープを食べる機会があったら

「バー・エ・シュークル」

と頼んでみてください。