今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の可愛いストライキ

 

ダルマシアンだか

イングリッシュ・ポインターだかの子犬を連れた女性が

歩いていました。

 

見ていると

その子犬は

いきなり四肢を突っ張って

歩くのを拒否しました。

 

女性は

なんとか子犬を歩かせようとリードを引っ張るのですが

犬は頑として動きません。

 

なんか

可愛いんです。

 

おや

面白い流れになったぞ

とカメラを取り出したら

その様子を写真に収める間もなく

子犬は

いきなりゴロンと寝っ転がってしまった。

 

おやおや

完全に散歩の継続を拒否してる。

 

飼い主の女性は

一生懸命起き上がらせようとしていますが

何をどうやっても

起き上がってくれない模様。

 

それどころか

ピクリとも動かない。

 

 

リードを引っ張って

強引に立たせるんだろうと思って見ていると

その女性は

子犬のそばにしゃがみ込んで

何やら優しく話しかけ始めます。

 

お腹を撫でたり

喉元をくすぐったり

囁きかけながら

ありとあらゆる方法で

子犬とコミュニケーションを取ろうと

頑張っていました。

 

普通こういう場合

叱責して従わせるところなんでしょうが

この飼い主さんは

あくまでも対話路線を貫くようです。

 

でも子犬は

知らん顔。

 

目をつぶったままで

一切反応しません。

 

そういえば

気温は27度くらいまで上がっていて

陽だまりは暑かった。

 

それ以上見てるわけにもいかず

「後ろ髪を引かれる想い(笑)」で

立ち去ることにしました。

 

あの子犬も

暑かったんだろうなあ。

 

まだちっちゃくて

長い時間歩くのにきっと慣れてなかったのか

そこに暑さも加わって

ストライキに打って出たのか。

 

それにしても

ある意味で

とっても頑固な子犬でした。

 

飼い主も

気の長い人のようでした。

 

この光景は

このカップルにとっては

以外としょっちゅう起ってることなのかもしれないな

と思った。

 

あの飼い主にして

この子犬

という感じで

ベスト・カップルなのかもしれません。

 

でも

あまり甘やかしてると

飼い主に従わない

わがままな子に育っちゃいますよ!