初めて歩いてみた地区の公園に
とても凛々しいワンコが座っておりました。
颯爽として
かつ威風堂々
その上気品があってハンサム君。
石像なのですが
台座に銘板があって
『 ルネ・パリ "狼犬" 1912』
とありました。
ルネ・パリって
19世紀後半から20世紀初頭に活躍した
動物をモチーフにする彫刻家だったはず。
どうりで
生命力あふれる良い表情をしている。
よく見ると
おや。
鼻先が黒光りしてるし
前足と
背中も。
これは皆が触る位置なんでしょうね
おそらく。
というか
とってもわかりやすいw
「狼犬」というだけあって
普通のワンちゃんとは違う感じの
骨格や筋肉の強さとか柔軟性とかを感じる
素晴らしさです。
作品も
モデルになったであろう実在の犬も。
別の公園で。
一匹の赤ちゃんダックスフントが
ぴょこぴょこ
ぴょこぴょこ
みぴょこぴょこ
ってな感じで走り寄ってきました。
カメラを向けると目線を外された挙句に
ただちに走り去って行ってしまいましたが
可愛かった。
むぴょこぴょこ。
そして
うちの近くまで帰ってきたら
裏通りの小さなスーパーの入り口に
お約束の「留守番犬」が。
子供のヴィーグルでしょうか
この子も凛々しい。
商品を配送してきた際の木製のパレットを
店頭に積み重ねてある
そんなところに繋いでるのが面白いです。
この店
他にペット専用の待合室がないようなので
飼い主にはちょうど良かったに違いない。
昨年の調査によると
人口230万人のパリには
25万匹の猫と
10万匹の犬がいるようです。
20年ほど前には
犬も20万頭くらいいて
「ついに猫に追い越された」という
ニュースを見たことを思い出しました。
世の中
今や猫ちゃん天国のようですニャー。