今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の公演は夏日和

 

連日鹿の日和が続くパリでは

5月14日土曜日も午後は26度。

 

パリ8区にある『モンソー公園』は

すっかり夏日和でした。

 

この公園は18世紀ルイ15世時代に作られ

19世紀「ロマン主義」時代に改造されて

古代遺跡みたいな装飾があったり

緑も豊かで

時代錯誤的に素敵な空間です。

 

モンソー公園のメインのゲート

中央入り口にある古代ローマ円形神殿ふうの小亭は

18世紀ルイ15世時代の市壁に作られていた

市内に入る商人などから入市税を徴収するための建物を

公園入り口のために流用し

現在はトイレに使われています。

 

 

中央門以外に3箇所ある入り口は

どれもこのような鋳物細工の見事な門構え。

 



中の芝生の上は

もはや夏真っ盛り。

 

あと2ヶ月のヴァカンスを待ちきれず

みなさんすっかり休暇の気分に浸っておいでのようです。

 

 

 

遺跡風の装飾を背景に

 

 

あるいは。。

 

 

 

文人文化人の彫刻や

古代彫刻風の彫刻やらのそばは格好の溜まり場と化し。。

 

 

談笑していたと思ったら

いきなり立ち上がってダンスを始めたり。。

 

 

二人の女性ボクサーがトレーナーと

トレーニングをやっていたり。。

 

 

 

小さな少年たちに

鉄棒ごっこをさせていたり。。

 

 

はたまた

乗馬屋さんの「シェトランド(小型馬)」にのって

園内一周を楽しむ子供もいたり。。

 

 

 

そして

花壇の一角に何やら面白そうなものもありました。

 

「シュトロンフのスープ」というタイトルの仕掛け

これよく見ると

ブルーの小人『シュトロンフ』の集落の様です。

 

きのこの家々

茶色や白の三角帽子をかぶった

青い丸顔がいる!

 

集落のリーダーの館

 

 

白の三角帽子のシュトロンフが三人

鍋に登ってスープをかき混ぜています。

 

 

スープの材料の野菜とハーブの畑の中にも

周りを見守るシュトロンフたちが

 

 

あっちにも

 

 

こっちにも。

 

 

セリフの吹き出しの形で

シュトロンフ達がスープを作るお話が

出ています。

 

 

隣接する『セルヌッシ美術館』への表示板に

誰かが落っことして行ったらしい

靴が片方

引っ掛けてありました。

 

水飲み場

最近のフランスの公園の水飲み場は

押すと30秒ほど水が出る栓の付いた蛇口の他に

液体石鹸が出てくるボタンも

つけられています。

 

あまり手を洗う習慣のなかったフランス人社会では

これは革命的な変革です。