今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の美術展通りのカラフルな動物たち

 

シャンゼリゼの上の方

凱旋門にほど近いあたりに

ルイ・ヴュイトンの旗艦店と

レマルクの『凱旋門』という小説に重要な役を担う

カフェ『ル・フゥケッツ』とに挟まれて

セーヌの方からシャンゼリゼに出てくる

『ジョルジュ5大通り』は

頻繁に

現代彫刻家の作品が展示される

野外の美術館通りとしてお馴染みです。

 

このブログでも

リシャール・オルランスキの『怒るゴリラ』や

マノロ・ヴァルデスの『皇女マルガリータ』の展示で

話題にしたことがありました。

 

そして今また。。

 

『Casimir』Julien Marinetti

今風の

はっちゃけた原色のイラストでびっしり覆われた

ヘンテコリンな彫刻(らしきもの)が

立っていたのです。

 

場所が「LV」の真横なので

そのキャンペーンの一環かとも思ったのですが

今キャンペーン中の「あの女史」の作風とは違うし。

 

で貼られていたプレートを確かめると

「ジュリアン・マリネッティ」作

『カシミール』とありました。

 

結論から言うと

パリ生まれの画家で彫刻家の

イマジネーション溢れた動物の作品群だったのです。

 

通りの奥の方まで

いくつも並んでいました。

 

『BA le Panda』


これは「パンダのBA」という名前ですが

わかりやすい方で

これから

わけわかめな名前がずらずら出てきます。

 

『TITO l'Hippo』

「サイのティット」くん。

 

 

『Teddy』

「テディ」くんは

まあテディ・ベアだとわかります。

 

 

『Doggy John』

「ドッギィ・ジョン」という

フレンチ・ブルドッグ。

 

『BA le Panda 2』

別ヴァージョンのパンダ。

 

『BASTET』

「バステット」は

古代エジプトの猫の姿の神様です。

 

『Bastet 2』

別ヴァージョンの猫神さま。

『Doggy John 2』 

別ヴァージョンのフレンチブルくん。

 

 

 

 

などなど

最後はどれがどれやら

さっぱり見分けがつかずに

わけわかめになってしまったのでありました。

 

でも

子供達は

台座に乗せてもらったり

自分でよじ登ったり

大喜びで楽しんでいるのを見て

こちらも楽しくなりました。

 

後で気がついたのですが

お店の入り口などに置かれているのを

時たま見かける小さな銀色のブルくんは

この人の作品だったのだ。。。