今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の幸運の女神

「スーパー・ロト」の告知ポスター

本日5月13日は1年に1回あるかないかの特別な日。


つまり「13日の金曜日」で

『スーパー・ロト』の日なのです。

 

「ロト」自体は1976年から始まって

少しずつルールが変わり

その度に「当てにくく」なっていきましたが

今でも続いています。

 

売り場にある投票用紙

「ロト」の専門売店みたいなのもごく少数ありますが

普通は「Tabac (タバ)」という

タバコとマッチや切手・収入印紙などを取り扱う

カフェに併設された窓口で購入します。

 

1枚の用紙で1枠だけでも買えるし

6枠まで好きなだけ

また用紙も何枚でも好きなだけ。

 

「LOTO」の購入用紙

普通は月水土の三回抽選で

1から49までの数字を5個選び

さらに1から10までの数字から1個選ぶ形式で

1枠2,20ユーロ

5+1の全数字を当てると売り上げ高で変動しますが

最低2百万ユーロ(2億6千万円)

1枚で最高6枠まで買える形です。

 

週に3回もあるので大体当選者が出るのですが

誰もいなければ次の回に「最高額」分は繰り越されます。

 

オプションがあって

1枠ごとに0,80ユーロ追加すれば

5個の数字だけの的中で10万ユーロがもらえ

当選者なしだと

オプション購入者数で割った金額が各自貰えます。

 

13日の金曜日の「スーパー・ロト」の購入用紙

そして

欧米で忌み嫌れていた「13日の金曜日」には

『スーパー・ロト』の日なのです。

 

用紙も通常の「ロト」とは色が違いますが

購入金額は一緒です。

 

最高当選金額は最低13ミリオン・ユーロ。

17億円ほどになりますか。。

 

なお

売り場の用紙置き場には

自分で前回までの抽選に当たっているかどうか

調べられる端末もあります。

 

確認用端末

 

用紙に記入して

窓口で専門の機械を通してもらうと

スーパーのレシートのような

縦長の感熱紙の「投票確認券」を渡され

いちいちニュースやネットで調べなくとも

端末の下部にある開口部に

確認券のQRコードの部分を差し込めば

上の液晶部分に

当たっているかいないか

金額は幾らかが瞬時に表示されるのです。

 

ただここ30年ほど

「ユーロミリオン」という

50個の数字の中から5個+10個の中から2個と

当てる確率がさらに少ないくじが

英仏伊西葡白共通で行われており

週二回ですが当選者が出にくいので繰越が多く

最高当選額は最低17ミリオン(17百万)ユーロですが

200ミリオン(260億円)以上になる事も稀ではなく

そちらにシェアーが奪われている模様です。

 

さて

今回の魔の金曜日の

幸運の女神を呼び込めるのは

一体誰なのでしょうか!?