今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のクレッシュ

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昨日に引き続き

今日もクレッシュをご紹介しますが

『Notre-Dame d'Eyrau(エィローの聖母教会)』

です。

 

その前に

歩いているとき

寒空に「ほぼ半月」が綺麗に見えました。

 

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今日の教会は19世紀末に建てられた

鉄骨製の教会堂です。

 

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柱も梁も鉄骨なのが

わかりますでしょうか。

 

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クレッシュは

間口4mくらいと

教区教会にしては大規模。

 

暗い中で

焦ってシャッターを切ったので

ブレブレになってしまいました

ご容赦を。

 

一番左に

すでに駱駝がいて

東方三軒人の来訪を予見させます。

 

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家畜小屋の向かって左には

村人(羊飼い)その1が

赤ん坊の子羊を背負っていて

イエスの降誕を予見させまていす。

 

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小屋の右側に

村人その2が祈りを捧げながら

「そのとき」を待ち受けています。

 

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小屋の中には

奥に牛が二頭見守っていて

ヨセフは立って

マリアはひざまづいて

祈りを捧げています。

 

大工ヨセフが作ったのかもしれない

木の寝床に

当然ながらイエスは未だいません。

 

その褥には

聖書が開いておいてありました。

 

実は

右側で跪く村人その2の後ろに

電気で動く小さな滝を置いてあって

誰もいない

暗い聖堂のしじまを

水音だけが破っていました。

 

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聖堂から外に出ると

半月が

こちらを見下ろしていました。