今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の鉄人

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シャンゼリゼの緑地帯に

見たこともない銅像が突っ立っておりました。

 

滅多に通らないところというわけでもなく

たまに歩くところなんですが

今日の今まで

気づかなかった。

 

一体誰だろう

あちこち探せども

銘板など説明の様な物はどこにもなし。

 

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結構大きいので(3m程か)

まるで

引きずり倒される前のレーニン像

といった風情ではありませんんか。

 

場所柄

とても似つかわしくなく

いとも不思議な空間が出来上がっておりました。

 

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帰宅後にあれこれ調べてみたところ

なんと

「ジョルジュ・ポンピドゥ」元大統領

でしたよ。

 

ルイ・デルブレという彫刻家の作らしいのですが

誰がいつ設置したのか

いまいちわかりません。

 

そういえば

前大統領フランソワ・オーランド

前々大統領ニコラ・サルコジ

の銅像は見たことも聞いたこともない。

 

まだ生存中だし早すぎますね。

 

つい最近長寿を全うした

その前のジャック・シラクは

ニースとナントに一体ずつあるらしいし

さらに前のフランソワ・ミッテランも

出身地の街にあるのは知られていますが

パリにはない

と思う。

 

その前がヴァレリー・ジスカール=デスタン

その前がジョルジュ・ポンピドゥで

戦後の「ド・ゴール」の次の大統領です。

 

顔は見ればわかるんですが

この銅像は

あまりリアリスムがなくて

わからなかった。

 

しかも錆びてるし。

 

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どう見ても

レーニンかガガーリンにしか

見えません。

 

失敗作かも.....(苦笑