今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のしあわせ者のチャリ男くん

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またまた不思議なものが目に止まった。

 

よく見ると

公営年極駐輪場。

 

正面の扉が二つ

それぞれ片側が横にスライドして開くようになってるらしく

片側に3台づつ

計6台の選ばれしチャリ男君のお家のようです。

 

貼ってある説明書によれば

年間契約料75ユーロ

パリに200箇所ほど設置済みとあった。

 

へー

ほー

ふーん。

 

パリで自転車を外に置いておけば

確実に翌日にはなくなってるので

バイク用のぶっといチェーンで街頭に結びつけたり

でも

ほぼ全員

自宅に持ち帰ってるようで

通りではほとんど見かけません。

 

建物によっては

共用の中庭におけるところもあるかもしれませんが

ほぼ自宅(アパート)に持ち込んでる模様。

 

そんな土地で

こんなのが近くにあれば

そりゃあ有難いに違にない。

 

で調べてみたら

昨年の5月に最初の60台分が設置され

激しい抽選が行われたとか。

 

その後も

キャンセル待ちと

新規設置の計画地に長いウエーティングリストだそうです。

 

ここ15年ばかり

パリ市政が社会党と緑の党の連立になって以後

やたらと自転車優先政策を推し進め

自転車専用レーンをめちゃくちゃ増やしてたり

かなり道路行政が偏ってるんですが

ついに

通りの歩道際の駐車スペースを

駐輪ボックスに占領される時代に突入したのかと

微妙に感無量です。

 

角に空気ポンプが付いていて

誰でも利用可だとのこと。

 

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