2022年1月の最後の日曜日となりました。
ネットのニュースで
「世界のストリート・アートのトップ10に
パリから2件が選出」
という記事を見つけました。
そういえば
以前にも有名なアーティストの作品を見つけて
ご紹介したことがありましたが
パリの街中には
「ストリート・アート」
をウジャウジャ目にします。
玉石混交で。
この写真は
その記事にあったトップ10入りのものとは違いますが
たまたま通りかかった
滅多によらない一帯の
お店も多い裏通りで見つけたもの。
メキシコ人『ジョエル・メリーノ』
愛称『Triqui トリッキー』という画家の
2018年の作品だということを
知りました。
メキシコ北部のとある民族衣装を着た少女たち。
そんな感じで
その道の有名人の手になる作品もあれば。。
これは一見シッチャカメッチャカですが
モンマルトルの寂れた裏通りの一角にあって
『ティット&ムルク』
という二人組の作品らしく
「Covid Head Shot」
という作品だそうです。
「僕らを殺さないものは 僕らをより強くする」
というメッセージが書き込まれています。
単なる落書きから始まったストリートアートが
メッセージ性を持つようになって
社会性を手に入れた好例ですね。
中には
とんでもない「作品」もあって
これなんか
どう考えても「いきなり」「勝手に」
描いたものじゃないです。
足場を組んだり大掛かりな作業で
建物の管理組合が発注したとしか思えません。
これは「社会的メッセージ」ではなく
「風景」に溶け込むことが目的か。。
これなど実に賑やかで見つけた時にはびっくりしましたが
よく見ると
「ゲエテ通り」「モンパルナス劇場」
という文字があった。
どうやら
この場所はパリでも名高い劇場の建物の側面のようで
いわば「看板」ですね。
「ストリート・アート」と言っても奥が深いです。