共和国大統領府エリゼー宮の有る通りの
そのエリゼー宮のすぐ近くに
こんなすごいペインティングの建物がありました。
一見して
閉店後の店舗の再利用開始までの間の
「ストリートアート」だと
思っていました。
しかしここまで丁寧だと
いたずらグラフィティではなさそうだし
しっかりサインもありましたが
読めなかった(汗
近年のパリでは
リニューアルなどの際に
建物の足場にシートを貼り付けて
その建物の外観の絵を写実的に描いたりすることが
トレンドなのですが
スプレー缶の
独特のペインティングの跡が
わかる部分もあって
ここのはやはり
「ストリートアート系」を主張しています。
私のお気に入りの一つでした。
それなのに
今回同じところを通った際
何気なく
この建物の位置を通り過ぎて
しばらく気が付かなかったのです。
あれ?
気づかずに通り過ぎるほど
心ここに在らずというわけでもなかったのに
なぜ通り過ぎたんだろう?
ということで
わざわざ通りをしばらく引き返してみて
やっと
分かりましたよ。
新しい
アート・ギャラリーに変身しておりました。
いやあ
それにしても前からずっとそこに存在していたかのごとき
自然な空気で
しれっと
なにやら上品そうなギャラリーが
オープンしてるではありませんか。
それにしても
ストリート・ペインティングは
常々いたるところで目にしますが
ビフォー/アフターを
こんなにくっきりと目に留める機会なんて
あまり無いと思うのですよ。
いい体験をしたものだ。
それにしても
「アートギャラリー」だらけですなあ。