今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のディナー

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さてここで問題です

このウインドーのお店は

一体何屋さんなのでしょーかっ!?

 

え?

食器屋さん?

ブゥーッ!

 

実はこれ

靴屋さんのウインドーなんですよ。

 

それも

独立系の結構老舗で高級な。

 

なんだか小綺麗なウインドーにふと目が止まって

一瞬わからなかったんですよね

何屋さんの店だったか。

 

靴屋さん。

 

実に

もうね

何というか

唖然というか

してやられた! 

というか。

 

うひゃひゃ

ですよね

なんともはや。

 

でも好きだなー

こういうのって。

 

そういえば

大昔に名画座で

チャップリンの白黒無声映画を見ましてね

『黄金狂時代』だったか。

 

丸太の掘建小屋の劣悪な環境で暮らしていて

雪吹雪かなんかの日に

食べ物が全く完全になくなって

考えた挙句に

ピコーン!

と閃いた彼は

履いてた靴を脱いで茹で始めたんですよ。

 

茹で上がって

周囲の止めてある釘のところから上下に分かれて

皿に乗せてナイフとフォークで切ろうとするんだけど

硬くて全然切れなくて

齧りついて

噛めなくて

てんやわんやして

さめざめと泣いていた(と思う)開拓者。。

 

ここの靴は

あのチャップリンのドタグツから比べたら

サーロイン・ステーキ並みに

柔らかくて美味しそう.....

 

な事ないか!