今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のパリもホテルのツリーで 7

 

「ホテルのツリー」シリーズの

第7弾は

「シャングリ・ラ」です。

 

 

クレベール大道りに沿って建つこの大規模なホテルは

かつてはフランス外務省別館だったもので

ヴェトナム戦争終結のため

キヘンリー・キッシンジャーとレ・ドク・トの間で

パリ協定を結ぶ会談が繰り広げられた

由緒ある建物。

 

横道に曲がったところの玄関に

可愛らしいツリーが二本飾られています。

 

中に入ると。。

 

 

レセプション・ホールには

天井から木の葉が舞うように

真っ白なデコレーションがひらめいていて幻想的。

 

正面奥の階段に向かってツリーが左右に並んでいる。

 

 

この左右に伸びる翼廊の壁に沿って。。。

 

 

右向きがこの様に。

 

 

左向きには

奥にグランドピアノもある。

 

 

 

 

グレープフルーツほどの

黄色いガラス玉が

付けられているのと付いていないのと。

 

もう一軒。

 

 

私個人がパリで一番好きなホテル

「オテル・ラファエル」です。

 

 

中は

あえて照明は抑えられていて

非常に落ち着く雰囲気ですが

ツリーは眩いばかり。

 

 

奥の小さなレセプションカウンターに向かう

絵画の並ぶ廊下の中央にある暖炉の上の鏡に周りは

これまた眩い飾り付け。

 

 

基本的に

白と明るい緑のコントラストが

落ち着いた華やかさを作り出しています。

 

こちらでは

ツリーは最低1月5日の『公現祭』

まで飾っておきます。

 

この日は

東方の別々の民族の国から3人の博士が

ベツレヘムに現れて主の御子の誕生を祝福し

イエスが救世主であることが天下に示された日で

「ギャレット・デュ・ロワ」というパイを

食べる習慣がある日です。