今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の薪

 

今年も

パリは静かなクリスマスでした。

 

クリスマスといえば

ケーキ。

 

ケーキといえば

フランスは「Bûche de Noël ビュッシュ・ド・ノエル」

です。

 

ビュッシュとは

ちなみに「薪」のこと。

 

最近は日本でも結構見かける様になってきたようですが

フランスは昔から

薪の形のケーキを楽しんできました。

 

今日は

目に付いた範囲で

パリの薪をご紹介しょましょう。

 

ちなみに

最初は老舗「アンジェリーナ」の薪です。

 

アンジェリーナといえばモンブランで有名ですが

さすがに

ビュッシュもモンブラン。

 

 

近年の日本ブームで

パリでは抹茶味が結構人気なのですが

さすがにアンジェリーナ

抹茶モンブランのビュッシュまでありました。

 

 

もちろんモンブランだけではありません。

しっかり「レッドフルーツ(ベリー系)」のビュッシュも。

 

 

これは「Ebène マホガニー」と名付けられたビュッシュで

何年か前の商品だったのですが

今年再登場した復刻版です。

 

まあこの店は

「昔の名前で.....」という感じのケーキ屋さんで

今では感動するほど美味しいわけではないのですが

ビュッシュのような定番は

さすがです。

 

○っても鯛。

 

次から。。

 

 

私が目下パリで一押しのパティスリーのお店で

「Des Gâteaux et du Pain」

(お菓子とパン)という名前の店です。

 

そこの「アリステ」という商品で

栗と梨ががメイン。

 

 

こちらは至極単純に

「ビュッシュ・オ・ショコラ」

 

 

「アヴェリーヌ」

ヘーゼルナッツとキャラメル。

 

 

「シトロン・アプソリュ」

明らかにレモン、という名前が面白い。

 

このお店のシェフ・パティシエは

「クレール・ダモン」という若い女性です。

 

 

これは

パリで私にとって二番押しのお店

「ユーゴー・エ・ヴィクトール」の

「Choeur d'Agrume 柑橘のコーラス」

 

 

これはなんと

「カトリーヌ・ドゥヌーヴの家」と言います。

 

 

次は「包装されたビュッシュ」だそうで

19世紀まで封書の封緘に使われた

封蝋がなされた形の四角い箱型。

 

キリがないので

まず「ル・ノートル」を続けて4点。

 

 

これも復刻版で

屋根の雪は5mmほどの厚さの半生のメレンゲ。

 

 

これは

先日別の項でご紹介した

リース型。

 

最後に

「ピエール・エルメ」を続けて3点。

 

 

各店ともに

特にアンジェリーナとユーゴー・エ・ヴィクトールには

カタログ上は

もっと色々素敵なビュッシュがあるようですが

店頭には」全商品は並んでいませんでした。

 

どなたも

「Joyeux Noël ジョワイヨゥ・ノエル」