今日も気温は3度以上には上がらず
しかし
昼間は晴れてくれました。
セーヌの中の島「シテ島」の下流の先端をかすめる
「ポン=ヌフ」という橋のたもと
右岸側に
「オテル・シュヴァル・ブラン」があります。
おそらく
パリで一番新しく開業日た5つ星ホテルのひとつ
ではないかと。
「シュヴァル・ブラン」は白馬。
したがって明治の文豪ならば
「白馬亭」とか「白馬館」とでも訳しそうな
ホテル名です。
新しいだけあって
ロビーの美しい事と言ったら。
実はこのホテル
ポン=ヌフのたもとで
140年ほどの歴史を誇った
「サマリテーヌ」というデパートが
老朽化したため閉店し
長年かけて改修工事を行って
昨年再オープンしたばかりの
その一角をホテルにしたのです。
アールデコ様式の名建築であります。
フロントデスクもカウンターはなく
文字どおりデスクを置いただけという
高級ホテルにありがちな形式。
階段は
記念碑的な構造のものではなく
至極つまらない平凡な階段に過ぎませんが
そこはそれ
飾りつけは素敵です。
ロビーの中央部がやや引っ込んでいて
そこに
唯一「赤」を使ったツリーが
一本だけありました。
「白い跳ね馬」と一緒に。。