今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の不思議な駐輪場

 

なんとも不思議な光景に

出っくわしました。

 

オペラ座裏の

デパートの建物と建物の間の通り。

 

つまり

パリのど真ん中の中のど真ん中で

交通量の多いところ。

 

それまで

一通の2車線だったのが

進行方向左側に

通りの幅の三分の一あたりに

自転車がずらりと並んで1車線になっていたのです。

 

 

そう

通りの方側1/3くらいのあたりに

鉄製の「馬てい形」みたいな形の一種の柵状のものが

3m間隔くらいで突っ立ってて

その両側に

一台ずつチャリが駐めてあるんですよ。

 

それにしても

この写真の手前の一台。

 

完全にママチャリですが

実にごつくて

実に頑丈そうで

実に重そう。

 

チャイルドシートの前には

荷物を置くスペースがしっかり確保されていて

全体を

結構太い鉄パイプが囲んで

しっかりガードしてある。

 

子供の「足置き」まで

固定用のストラップが備わっておりました。

 

これ

デザインといい

造りの無骨さといい

オーダーメイドですよね絶対。

 

実はこの形の自転車は

最近は街中でとこどき見かける程度には

普及しているらしく

オリジナルを売ってる店も

見つけました。

 

あとは微妙な装置やパーツを

オーダーで取り付けて仕上げるのだと思います。

 

 

その列の歩道に向かった狭い方は

一体なんなのだろうか

と。

 

自転車専用レーン

でもなさそうなんです。

 

人が一人歩いていますが

歩道はちゃんとあるわけで

そこをわざわざ歩行者が歩く必要を考えたとも

思えない。

 

どう考えても

歩道に直角か

斜めに向けて駐める様にするでしょ

普通は。

 

その方が多くの台数を止められますしね。

 

結構合理的なはずのフランス人たちが

何をどう考えて

これを作ったんだろうか。

 

パリの行政の担当者に聞いてみたい

気がしてなりません。

 

 

縦方向で見ると

一列の具合がなんとも不思議な空気を

作り出しております。