今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のお車は「二輪にする?それとも三輪?」

 

2台の大型バイクが止まって

後部座席の男女がそれぞれ降りて

荷物を受け取っているのを見ました。

 

おお

「バイク・タクシー」は

まだ生き残ってたんだ。。。

 

実は

15年ほど前から

大型バイクによるタクシー事業が始まったのです。

 

当時

最初にそれを見た時にはびっくりしました。

 

大渋滞の空港へ向かう高速道をのノロノロ走っていたら

車線と車線の間をすり抜けて

スイスイ走ってるバイクの後ろに

ヘルメットの似合わないおばあちゃまが

ちょこんと座ってたんですから。

 

そのバイクのお尻に

「Transport de Personnes(人の輸送)」

と書いてあるんですもの

驚きますよ。

 

その後

あちこちで見かけていました。

 

以前

朝夕の空港行きの高速はとてつもない渋滞で

混まない時間帯なら

都心からシャルル・ド・ゴール空港まで30分〜40分

パリを出る位置から15分なのに

その3倍くらいの時間がかかっていたのです。

 

フランスは

バイクが車線の中央ではなく

車線の間を走ることが「黙認」されています。

 

便利なんだけど...

危ないし

宛てがい扶持のヘルを被るのもなんか嫌だし。

 

私自身は絶対使わない。

 

コロナ禍にあって

観光を中心として人の移動が極端に減り

バイク・タクシーなどついぞ見かけなくなり

すっかり忘れていたところに持ってきて

また出会った。

 

走っているところを見分けるコツは

後部座席の人が

必ずゴム引きのひざ掛けをしてること。

 

昔撮った写真ですが。。

 

 

ねっ

すぐわかる。

 

調べてみると

個人営業ではなく会社組織で

何社もあるらしい。

 

一つの新たなビジネスが生まれ

疫病による混乱にも負けずに生き延びていること自体は

とても喜ばしいことではあります。

 

そして。。

 

 

なんと

「サイドカー」付きの

三輪バイクまでいましたよ。

 

電話で呼んだらしい人の横で

値段表を見せて確認をしていました。

 

これなら

2台に分乗しなくとも

二人が同じバイクで移動できるので良いですよね。

 

でも

サイドカーって

慣れないと

ちょっと怖いんですけどねえ。。。。