今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の日差し

 

7月11日月曜日

午後の気温30度。

 

とにかく太陽が強烈すぎて

暑い

眩しい。

 

幸い日本より湿度が少ないので

粘つく様な不快感はないし

日陰は涼しいのですが

陽だまりは

あたかも脳天にハンマーの一撃を喰らう様な感覚で

圧倒的な量の紫外線が降り注ぐのです。

 

 

意識していなかったけれど

夏のヴァカンスの真っ只中ということで

人通りも

車の往来も

非常に少なく

その分溢れる光が圧倒的な圧力となって

打ち寄せてくる。

 

こんな日の散歩は命がけ(笑

 

 

本来なら結構賑やかなはずの

住宅地にある商店のある大通りを歩きながら

一角の辻公園の様な広場の児童公園は

大切な子供達を護るかのごとく

並木が低く枝を広げて影を作り出し

そこだけ薄暗い安息の場を提供していました。

 

 

遊具の下に

小部屋みたいな空間があって

おばあちゃんと孫娘らしき二人が

おやつを食べていました。

 

 

食べ終わって

タッパーをリュックにしまうお嬢ちゃん。

 

この空間は素敵です。

 

 

トロカデロの庭園に行ったら

鳩が何かをついばんでいて

近づいたら松ぼっくりでした。

 

 

見上げると

松ぼっくりをたくさんつけた松の木が

大きく広げる枝の隙間から

強烈な太陽が突き抜けてきました。

 

 

松の木が松ぼっくりをつけるのは

秋口以降のはずだと思っていたら

7月初旬に

すでに沢山の松ぼっくりが落下しているなんて...

 

 

トロカデロの広場には

見慣れない軍用車が2台

停まっていました。

 

フランスの軍用車メーカーACMAT製の

軽装四駆のようです。

 

かつてのルノー・トラックという会社の子会社で

局地専用車を作るARCUUS社の軍用車専門メーカーが

仏陸軍の車両を近代化している話は聞いていたものの

初めて見ました。

 

 

この場所はデモが頻発するので

警察の警備車両が何台も止まっているのは

よく見かけるのですが

軍用車両の新型を見たことはありませんでした。

 

暑い午後

「砂漠専用四駆」を車庫から引っ張り出して

走らせてみたんだろうか?

 

熱気の中を歩くと体力を消耗するので

大型スーパーの前を通りかかるたびに飛び込んで

冷房の効いた店内を15分間ほど探検する

ということを繰り返し

結局3件のスーパー訪問をした午後の散歩となりました。