今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の「ウクライナ支援物資」協力要請

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ウクライナ正教会サン・ヴォロディムリル・ル・グラン大聖堂

 

我が家の住まいがある建物の玄関の扉に

張り紙がしてあったのです。

 

最初気に留めなかったのですが

ふと読んでみると

ウクライナ正教会大司教座からの

メッセージでした。

 

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『医薬品と生活必需品の集積について』

 

ああ

そうだった。。。

 

そのリストに書かれているものは以下の通り。

「鎮痛剤」

「包帯」

「ヨードチンキ及び消毒薬」

「解熱剤」

「外科手術用手袋 Lサイズ」

「止血帯」

「(極薄アルミ箔様の)救命毛布」

「出血処置キット」

「圧縮可能クッション」

「野戦用包帯」

「局部麻酔役リドカイン」

「同上ノヴォカイン」

「静脈カテーテル」

「点滴用生理食塩水」

「ブドウ糖」

「寝袋」

「防水カッパ」

「外付け充電器」

「(スポーツ用)床シート」

「蓄電池」

「医療用塩化ナトリウム200mg」

「抗生物質」(可能なら)

そして赤字で

「ウクライナのために ありがとう」と

書き添えてある。

 

これは。。。

 

実は3週間前に

この大聖堂に写真を撮りに行ったばかりだった。

 

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そのまま

急ぎ再び行ってみた。

 

どこかのTVクルーがいました。

 

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そして

我が家の建物のドアに貼ってあったメッセージより

もう少し詳しい張り紙もあった。

 

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『衣料品』

『子供/乳幼児服と必需品』

『電器機器』

『衛生用品』

『その他』

と区分けされていて

「衣料品」にだけバッテンが。

 

すでに衣料はたくさん集まっている感じです。

 

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隣接する「教区事務所」には

援助物資を持参した人達と

ヴォランティアらしき人達が話し込んでいました。

 

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壁際には

ダンボールと

物資を入れてあるであろう黒の大型ポリ袋が

積み上げられていました。

 

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前回訪れた際は

何名もの信者さんが点々と座って

瞑想していましたが

今日はほんの3名だけだったのが

(あえて画角に入れていません)

印象的でした。

 

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ギリシアや

アルメニアや

ロシアなどと

同じ「東方教会」なので

祭壇の背後にはイコンの様な聖人画が立て切ってあり

左右の一つづつが扉になっていて

その中に小さな祭壇がある

独特の形式をしています。

 

我が家でも

可能な限り物資を集めようと思います。

 

皆様方も

日本の「イクライナ大使館」か

「ウクライナ教会」(絶対どこかにあるはず)に

義援物資を送ってあげてください。

 

でも

隣近所で見かけないのに

なぜ我が家の建物の扉にだけ

メッセージが貼ってあったんだろう。。。