今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の粗大ごみ

 

パリの町を歩いていますと

時折

なんじゃこりゃ

みたいなものや

ぎょっとする様なものが

玄関脇や歩道の淵に置かれている光景に

出っくわすことがあります。

 

通常のゴミ収集に出すゴミでは集めてもらえない

別種のゴミを持って行ってもらうために

出しているのです。

 

通常のゴミ出しは

年中無休(よくストがありますが)ですが

条件が決まっています。

 

 

集合住宅の建物だろうと

混合だろうと

必ず地上階か地下のどこかにある専用スペースに

定型のゴミバケツが置かれています。

 

この写真にはありませんが

蓋がグリーンのバケツが

通常の生ゴミと紙や布など。

 

黄色の蓋のバケツはプラスティックで

白は瓶などガラス製品。

 

 

建物の管理人さんが

毎朝これらのバケツを扉口の前に出しておくと

収集車が来て

集めて行ってくれます。

 

ただし

大型のいわゆる粗大ごみは

そこには出せません。

 

そこで

自分の住む区役所のHPにアクセスして

「粗大ゴミ収集」のリクエストをします。

 

所定の欄に

氏名住所メールアドレスを入力し

ページが変わるので

ピックアップ欲しい場所の住所を入力。

 

またページが変わって

次に希望の日時を入力しますが

時間は

06時から08時というように

2時間刻みで

時には3時間刻みになることも。

 

 

そうするとこんなページになり

ゴミの種類を指定します。

 

種類の項目は...

・ベッドの残骸を含むもの(ウイルスなどの関係でしょう)

・装飾品

・モニター/スクリーン

・鉄製品

 

これなど「鉄製品」でしょうか

・大型家電

・大型家具

・ベッド

・IT製品

 

これは「IT製品」のようです 所定の確認シートが貼られている

・鏡/ガラス

・パレット(荷台)

・小型家電

・小型家具

・フローリング材

・ドア

・トイレ部品

・旅行カバン

・絨毯/カーペット

 

と種類分けされています。

 

一件につき3立方メートルを超えないこと。

 

業者ではないことを入力。

 

確定ボタンをクリックすると

先に入力したメールアドレスに

受付番号の記載された確認シートが送られてきます。

 

それをプリントアウトして貼り付けるか

(冒頭の写真は確認書を印刷したものが貼られています)

紙片に手書きで書いて該当品に貼っておくか

その物自体にフェルトペンで記入して

確認した時間帯の直前に

決めた場所に置いておくだけ。

 

 

手書きの確認番号

 

一応無料ですが

タンス等の大型家具や

非常に重たい冷蔵庫か洗濯機のような大型家電は

数ユーロ必要で

確認の際にカード決済をします。

 

非常に便利ですよ。