今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の屋台

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とある小さな教会の

門から扉口までの小さなスペースに

何やら

すこぶる面白そうなものが見えるではありませんか。

 

好奇心を呼吸して生きている私としては

当然吸い寄せられるように

門から中に入って行きましたとも。

 

屋台のようでした。

 

しかし

飾ってあるアンティークな器械が

実になんとも素敵だった。

 

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これ

何だか分かるまでしばらく時間がかかりましたが

ポン菓子を作る器械とみた。

 

文字通り赤銅色の銅製の容器に取り付けられたる

ハンドルで

歯車を回して横にぶら下がってる重しを巻き上げると

中で「圧」がかかるんでしょう。

 

当然容器の中には赤々と燃える炭火が入れてあわけです。

 

ポン

てな具合で弾けると同時に

支えていた重しのハンドルから手を離し

自重で下げて

中から出来立てのポン菓子を

台の中ほどの真鍮のお皿に移す仕組みか。

 

左端の大小4個の銅製のマグカップに

「15€」「10€」「5€」「3€」

と書いてある。

(もちろん演出で書いてあるんですけど)

 

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この縦長の銅製の筒は

お茶を入れる「サモワール」だと思われますね。

 

一番上に曲がった煙突が出てるし

二つあるメーターは中の蒸気圧計で

右の細いパイプはタンク内の水位ゲージか。

 

茶葉を入れた銅のヤカンにお湯を注げば

美味しい紅茶の出来上がり

という寸法。

 

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でも

それらの素敵なアンティーク機器は宣伝用の看板。

 

営業は

普通の屋台で行われているようでした。

 

「ヴァン・ショー・エピセ(スパイシー・ホット・ワイン)」

「ショコラ・ア・ランシエンヌ

(ハンドメイド・ホットココア)」

と大書してあり

おじさんたちが「ホットワイン」に列を成してた(笑

 

ワインは12cc4€/24cc5€

ショコラは24cc5€/サワークリーム添え+1€

ミント・ティー24cc3€

だそうで

カフェで飲む半額くらいかな。

 

ショコラを飲みたかったのですが

何しろ昨今はコロナ禍であれこれ...なので

やめておきました。

 

我ながらヘタレだ。。