昔は
至る所に毛皮屋さんがあったものでした。
冬になると
普通の人は普通の
お金のある人は豪華な
毛皮のコートを多くの女性たちが
日常に普通に着ていた。
二十年ほど前から
毛皮屋さんがめっきり減った。
動物愛護の運動が
実際の生活の中に神道して行ったのです。
小学生たちが
お母さんに
「毛皮を着ないで」
と訴えることが社会現象にまでなっていた。
その頃から
フェイク・ファーが
それまでの「ダサいもの」から
「社会に目覚めている人のお洒落」に
昇華して
質もデザインも
どんどんと良くなった。
このウインドーは
白のミンクのブルゾンと
羊の裏皮を表に
ミンクを裏に使ったデザインのロングコート。
こんな「フェイク」なら
大歓迎。
どこやらの大統領の好き放題の放言や
どこやらの公共放送の政治絡みのニュースには
うんざりですけどね。