今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の雨に唄えば

 

ここ一週間ほどお天気が不順なんです。

 

気温も朝夕は15度以下で

午後の最高でも25度前後を上下してる感じで

昼間に軽い通り雨があったかと思えば

夜中に一晩中振り続いたり。

 

なんだ

パリはもう秋

誰も知らぬ秋...♪

 

思い出せば

大昔に渡仏したのが9月28日で

学校が始まって

10月なかばから11月にかけて

毎日いきなり通り雨があって

歩いているとしょっちゅう濡れる

なんかそのお天候の変化に驚いたものでした。

 

外国人留学生仲間でそのことを話題にすると

「C'est la France! セ・ラ・フランス!」

っていうんだよ、と。

 

つまり

「それがフランスさ」

という

なかば呆れ

なかば頭にきながら

なかば小馬鹿にするように繰り返し言うことで

環境に順応する努力をしていた

というわけでした。

 

 

台所の設計と設置を専門にする店の

店内ディスプレーに

なんかいい感じのカップルの小さな像がありまして。

 

あの名画『雨に唄えば』を連想した次第です。

 

I'm singin' in the rain,Just singin' in the rain,What a glorious feeling,I'm happy again!I'm laughing at cloudsSo dark up above,The sun's in my heart and I'm ready for love!Let the stormy clouds chaseEveryone from the place,Come on with your rain,I've got a smile on my face!I'll walk down the laneWith a happy refrain,Just singin', singin' in the rain!

 

いい映画だったなあ〜。

 

高校生の頃名画座で見て

雰囲気と

歌と

タップダンスと

ハリウッドの香りとに魅了されてしまった

大昔の青春時代のことです。

 

 

裏側の窓から中庭の方角を見ると

雨にけぶっています。

 

 

表側の窓から見下ろす下の通りは

休暇中で少ない人出が

雨でさらに少なく

多少の雨では傘をささないフランス人も

傘の下で

小走りに行き交っていました。

 

 

 

 

 

シャッターを切る瞬間に

風で傘が潰れてしまった可哀想な通行人も。

 

 

例のビィル・アケム橋の上は

雨を物ともせず

カメラ係を従えたユーチューバー達で

いつもと変わらぬ光景です。

 

 

そして先日

とあるウインドーで

展示されているとても可愛い長靴を見かけました。

 

 

 

これなら

シトシトピッチャンの中でも

出かけるのが苦にならない事でしょう。

 

 

パリの秋は雨が多い

というお話でした。