今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の正体不明な。。

 

通りに面したウインドーには

「ジン」のボトルと

伝統感あふれる紳士靴と

わかりにくいが恐らく手動バリカンと思われる物体とが

恭しく飾られている。

 

ここ

何の商売の店だろ?

 

 

ガラス越しに中を覗くと

コニャックのクリスタルのボトルや

大戦前後のフォーミュラーカーのミニチュアや

巨大なソファーや

戦前の

ハンガーごと服を並べて吊るし

靴や備品も収められる

木製皮張りの巨大なトランクや

カバーのかかっていない数多くの枕と思しき物体が

詰め込まれた空間があった。

 

ますます正体不明で

わけわからん。

 

 

かと思えば

ワインや各種のお酒とグラスを収めた

飾り棚(これもトランク)もあったりする。

 

本当に

この店の正体は

一体全体何なのだ!?

 

 

スタッフが一人だけいた。

 

その彼の前に

ケープを肩に巻いたヒゲのおっちゃんが一人

座ってる。

 

おお。

 

床屋だ!

 

そういえば

二枚目の写真の巨大なソファーも

理髪店用ではないか。

 

そこそこのスペースのある空間に

調髪用の椅子は

たった二脚だけって。

 

あとは

一体誰の趣味なのか不明の

統一性が有る様で無い様な

不思議なオブジェが

まるでアリババの洞窟もかくや

と言わんばかりに詰め込まれているのです。

 

粋なオーナーなんだろうなあ。。

 

このブログに時たま登場する

「個性ある理髪店」シリーズの

新たな一ページが刻まれました。。。