今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日のロケ

 

実は

本日11月2日水曜日の午後

近所の歯科診療センターに行ったのです。

 

帰り道で

横から出てくるある通りの出口を

テープで進入禁止にしてあって

奥に何やら人混みが見えました。

 

 

望遠で写してみたら

SAMU(救急車)がいるし

すわ

火事かガス漏れか。。

 

好奇心の塊みたいな私としては

当然気になるわけです。

 

しかし

緊迫した雰囲気は全く感じられず

クレーン様のものがある。

 

 

通りの入り口のテープのところに

「TOURNGE トゥルナ−ジュ」

と書かれた看板があった。

 

「撮影中」

つまりロケをやってる。

 

当然近ずいて行きましたとも。

 

 

これ

カメラマン席をのっけたクレーンではなく

カメラを吊り下げる

全方位ジンバル

の腕でした。

 

アールヌーヴォーの家の前。

 

 

対象に向かって

前方平面上の

上下

左右

回転

同じく前方に向かって

腕を伸ばして上下に振る様なタテ軸の曲面方向

左右に振るヨコ軸の曲面方向

対象に向かって固定軸で上下の角度変化

同じく左右の角度

7軸でカメラに振動を与えず

揺れた映像にしない為の

吊り下げ固定台のことをジンバルと言います。

 

始める前にあらゆる方向に対して

座標軸をインプットしていおけば

あとはどんなにカメラを動かしても

ぶれることなく撮影ができるのです。

 

 

普通のジンバルは

カメラマンが動きながら手持ち撮影するためのものですが

こんな巨大なクレーンに釣って

遠隔で操作するのもある。。。

 

 

発信器をたくさん備えて

上を見上げる技術やさん達。

 

かっこいいオートバイがきになる。

 

 

警察車両と

消防署の救急車に挟まれて

背の高い三脚固定のカメラと

やや低い三脚に積まれた発信器も。

 

 

同じ通りの逆方向からも

近づいてみた。

 

大型車両が3台。

 

 

 

小さい方は各種機械の車輌か。

 

大きい方は

例のクレーン・ジンバルの運搬車ですね。

 

 

 

ボディに写真が描かれてあったので

形は一目瞭然。

 

 

こういう場面にいると

時々自分もやってる側のことがあるので

ワクワクしてきますねえw

 

 

横にあった袋小路の短い道には

ドリンクバーが出てました。

 

スタッフさんやら

出演者さん達へのサービス。

 

 

近くに住んでいるであろうお母さんが

幼稚園と小学校(一緒になってることが多い)に

迎えに行った二人の子供達の手を引いて

大勢の人達を巧みに避けながら

帰宅を急いでいました。

 

 

 

当該の通りの両方の入り口と

途中で交わる3本の小道の入り口と

合計5箇所に

車の進入を防ぐテープが張りわたしてありましたが

歩行者の規制はありません。

 

実際にカメラが回る時は

撮り込む限界の位置にADさんが立って

通行人に待ってもらうので

その係りが居なければ

私みたいなヤジウマでも

現場まで入って行くことができるのです。

 

野次馬根性を充分発揮できた午後でした。