今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の「昨日の爪痕」

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昨日10月20日から21日にかけての夜半

パリ地方は強風に見舞われたらしく

夜通し

どこからか

ガタゴト音がしておりました。

 

それで

午前中に外に出たら

こんな光景に遭遇してしまいました。

 

これ

昨夜の風でなぎ倒されたんだろうか...

 

今日の午前中のテレビによると

首都圏で大幅に遅れたり運休になったりした鉄道の路線が

幾つかあったようで

やはりそれなりの被害が出た模様。

 

これが風のせいなら凄いことです。

直撃を受けたらしい車は路肩に駐車してたのでしょうが

所有者が近くにいる様子はなかった。

 

警察が事後処理中で

あまり大っぴらには撮影しにくかったこともあり

でも被害者は写る所には居ない様なので

一枚だけ。

 

でも周り中で

近くのマダム達が大勢スマホを構えていましたよ。

 

そりゃあ

撮りたくもなりますよねえ

こんなの見てしまったら。

 

トリミングする前のオリジナルも

ついでに挙げておきます。

 

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歩道の舗装は見る影もなくひっぺがされております。

 

位置関係を見てみるに

どう見ても

車が突っ込んできたわけではなさそう。

 

10m起きに並木は立ってるし

車も夜のうちはずらっと駐車してたはずで

「なんでこの一台だけ」

車の所有者の立場に立つと

愚痴りたくもなって当然の惨劇です。

 

そういえば

1999年12月24日の夜と

同じく31日の夜一週間

つまりクリスマスイヴと大晦日に間を開けて2晩

フランス全土が巨大な暴風に見舞われたことを思い出しました。

 

幸い暴風雨ではなく風だけでしたが。

 

大西洋から暴風がフランスにし海岸に上陸した時の風速が

時速260km/h

パリ首都圏に到達した時も160km/hだった!

(フランスは風速を時速で表しますが

日本風に秒速に直すとそれぞれ72mと44m)

 

フランス全土で2億本の樹木が倒壊したのでした。

 

クワバラくわばら。