今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の進化

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なんと

まるでアルプスの山小屋「シャレー」を気取ったかの如き

抗原検査街頭検査所を発見。

 

フランスは10月21日現在で

ワクチン2回接種済みの国民の割合が

12歳以上で88,45%に達しています。

 

でも

ワクチンを拒否する人もまだいるようで。

 

しかし

職場や公共機関に行くには接種証明書

または

直近の日付での「陰性証明書」

が必要な所が増えてきた結果

出勤前や必要に応じて検査する人が増え

町中の薬局の前の歩道や盛り場のいたるところに

簡易検査所が出来ています。

 

これまでは

簡易テントでペランペランだったのです。

 

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こんな感じで

 

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それがとうとう

半恒久的な施設が出現するに至ったらしい。

 

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あまりに外部から見え見えだったので

嫌がる人も多かったんでしょうかね。

 

進化したものです。

 

でも

抗原検査もPCR検査も

健康保険でカバーされて無料だったのに

10月15日から

ワクチン未摂取者は有料になってしまいました。

 

抗原検査が25ユーロ

PCR検査は44ユーロだそうです。

 

まあ

ワクチン打たないのも人権で個人の自由なんですが

自分がもし知らない間に感染していて

それを第三者に移すことは個人の自由の範疇から

はみ出していますから

当然と言えば当然。

 

ちなみに

一ヶ月前の統計で

ワクチン未接種者の陽性率は

10万人中123人で

接種者では16人。

 

効果は(かなり)明白です。

 

非接種者のICU入院率は100万人中13,88人

摂取者では1,32人

という結果も発表されています。

 

ワクチン拒否するのは自由ですが

拒否する人は「自宅に閉じこもってなさい」

という事になるのではないでしょうか。

 

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