今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の暖房事情

 

目の前を

横断歩道を渡るご夫婦は

買い物したものを引っ張っています。

 

それは何か?

 

実は

「薪」なんです。

 

そういえば

すぐ手前にある

鍋釜食器などを売ってる「何でも屋」さんの店頭で

薪を売っていました。

 

普通はガソリンスタンドで買います。

 

 

一袋10,95ユーロと出ています。

 

う〜〜〜〜ん

決して安くはない。

 

一回に2本燃やすとして5〜6日分ほどしかない。

 

一回で2時間もつかどうか。

 

どこで燃やすかって?

 

暖炉です。

 

 

近くにある「BP(ブリティッシュ・ペトロリアム)」

という

英国系の小売店にありました。

 

結構売れてて

棚はスカスカ。

 

 

いきなり太い薪に着火するのは難しいので

最初に使う「木っ端」も売ってるんですが

暖炉の薪載せ台に

丸めた新聞紙

その上に数本の木っ端

さらにその上に普通の薪を2〜3本乗せて

火を点けます。

 

 

慣れると簡単なのですが

慣れてないとなかなか点かない。

 

そこで

木のチップを破砕して油粕か何かと混ぜて成形した

「合成薪」というのもあります。

 

でも燃えてる状態が「視覚的」に情緒がないので

本物の薪に混ぜて使うのがオススメ。

 

 

バックヤードの倉庫にまだストックがありました。

 

手前左が木っ端

手前右が普通の薪

奥の左も普通の薪

奥の右は合成薪。

 

私も

昔住んでたアパートには暖炉があったので

時々薪を焚いてました。

 

前にいると

ものすごく暖かいんです。

 

眠くなってポカポカしながら居眠り。

 

でも

寝る前には完全に消して灰の処理をしておかないと

危険なことも。

 

フランスでは

目下国を挙げて節電節ガスのキャンペーンを

張っています。

 

暖炉はそれにぴったり。

 

でも

電気代やガス代より

うんと高くなりそうで

良いのやら悪いのやら。。。