今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の準備開始

 

デパートの前を通りかかったのです。

 

11月8日火曜日の午後

「オ・プランタン」の前が

クリスマス仕様になってました。

 

数日前はまだだったけれど

いよいよ始まるらしい

年末の光景。

 

 

昔から

各デパートの

通りに面したウインドーは

モーターや操り紐や

滑車やギアで動かすお人形のディスプレイが

パリの年末の風物詩なのです。

 

 

ここプランタンの歩道を覆う屋根は

通年で昼間でも電飾が煌めいているんですが

刻々と何色かに色が変わります。

 

しかし

クリスマスヴァージョンは

どうやらグリーンらしい。

 

お人形のアトラクションで賑わうウインドーは

紗のスクリーンがかかってる。

 

 

外部が映るので

中は写真にならないですが

スタッフがお人形を横に

あれこれ作業をやっている様子が

うっすらと見えてました。

 

いつから始まるんだろ。

 

 

中に入ってみると

ドアのすぐ横の壁際に

なにやらブースらしきものがあって

一部が光輝いてるじゃありませんか。

 

雰囲気的に

子供がサンタさんと写真撮ったりできるブースなのかと

思いました。

 

 

通り過ぎて

やっぱりよく見てみようと振り返ったら

ドアが開いてる感じで

中が少し見える。

 

こりゃシャッターチャンスだわい

てなもんで近づくと

なにやら

長〜いあんよがニョキニョキっと見えて

ヤバっ

と慌てて引き返す羽目に。

 

お嬢さんが複数入ってる感じだったので

不審者だと思われたくないしねw

 

 

やや離れて振り返ったら

姿が丸見え。

 

というか

ぐにゃぐにゃ曲がった全面ミラーが

貼ってあって

そこに映ってるんです。

 

スマホ持ってるし

きっと

「ばえ」しながら配信する

SNS派の若者用のブースのようでした。

 

 

フロアーは

すでに飾り付けが始まってて

去年までより上品な感じです。

 

 

エスカレーターのホールの間が

地階まで吹き抜けで

連絡橋みたいな通路があるんですが

「クリスマス・ゲート」に変身してる。

 

なんか

最敬礼されながら歩いて行くみたいな雰囲気。

 

 

紳士館のフロアーは

基本的には例年通り

各ブランドのブースごとに

ツリーが両側に置かれて

上に飾りが渡されてる形。

 

 

頭の中には

これまでの

赤と青と紫のイメージが残ってたのに

今年は

緑のようです。

 

店内に

まだメインのツリーは置かれていません。

 

隣の「ギャルリー・ラファイエット」に行ってみたら

恒例の「巨大ツリー」はまだ姿がなく

クレーンが置かれていました。

 

ギャルリー・ラファイエットの

8階まで吹き抜けのホールの上にある

文化財に指定されている

「クリスタルグラス」のドームの下に

ド派手な巨大ツリーがぶら下がると

パリは本格的にクリスマスを迎える気分で

一色になります。

 

時の流れるのは

なんて速いんでしょうね。