今日の「地味に密やかに」
今年のパリは
クリスマスを迎える準備が
とても遅い様です。
11月20日の時点で
市役所前広場には
何もない状態。
写っていませんが
右のほうに
2024年パリ五輪のロゴが出てるだけです。
昨年までは
毎年こんな感じでしたのに。
いつも真っ白な大きな樹氷ツリーが
6本ならぶ近くの食品スーパーも
今年はツリーが出ていません。
日本以上に物価上昇が顕著なフランスで
戦争の影響でエネルギー価格が高騰しており
政府が
ガスと電気料金の値上げ幅圧縮のために
交付金の支出を決め
値上げ幅の上限も定めた上で
国民に
暖房と電力の使い方へのアドザイスまで
やっています。
そんな影響でしょうか
地味というか
密やかというか。
でも
歩いていて
思いがけず
良い感じのウインドー・ディスプレーを見つけたりすると
嬉しくなります。
冒頭の写真の
ペンギンが加えたプレゼントが
リボンを巻いたお魚って。。
良い!
ある
有名マカロン屋さんのディスプレー。
マカロンの
「クロッカンブッシュ」を
ツリーに見立ててます。
ローソク売り場も
通常よりは品揃えが多いようにも感じますが。
卓上用の
小さなツリーも
なんか地味。。
一見ツリーに見えましたが
リースでした。
その
わさわさと積み上げた(ぶらさげた?)
ディスプレイの仕方が
地味に素敵だった。
ツリーといえば花屋さんですが
この写真も花屋さんです。
ツリーはあまりなくて
英国風の衛兵人形が
数個大隊勢ぞろい。
他の花屋さんでは
リースだけが
無造作に売られていました。
通りの
恒例のイリュミネーションも
どこもまだ点灯されていません。
11月下旬にもなって
盛り上がらない
パリの街角です。