今日もパリの街角で

数枚の写真とともに パリの日々刻々をご一緒に

今日の主役

 

この写真は

「Bazar d'Hotel de Ville」

(バザール・ドテル・ド・ヴィル)

というデパートです。

 

BHV という頭文字を並べた略称で

通っています。

 

Hotel de Ville は市役所。

 

市役所の横にあって

地階でありとあらゆる

DIYの工具と材料とが手に入ることで

昔からパリジャンたちに愛されてきました。

 

 

これまでにも触れましたが

この時期のデマートは

通りに面したウインドーが

モーターと吊り紐とバネとで

お人形を動かして

子供達に大人気なのです。

 

「ずいぶん昔の」お子様だって

楽しんでます。

 

中でも「ギャルリー・ラファイエット」が

仕掛けが一番複雑で綺麗で楽しくて

代表的なのです。

 

そして

今日11月16日が

その「発進式」だったのです。

 

が!

 

なんと

従業員のストで

延期になってしまった!!!

 

 

ここBHVは数日前から始まっていて

その時の撮影したものです。

 

小さな子供がよく見られるように

最前列に観覧デッキが

必ず作られます。

 

 

このでパートは穴場で

人が少ないので

結構好き勝手に楽しめるようです。

 

撮す方から言うと

正面に向かい合うと

反射して全然中が見えない。

 

したがって

斜めのアングルでしか写せず

それでも

反対側のアレコレが写り込んで

中身はよく見えません。

 

 

お母さんが

子供と一緒に自撮りをしていました。

 

今年のこ店は

各ウインドーに

ヤギが数匹各所から出たり入ったり

そして

鳥だかトンボだか得わからない飛翔する動物が

上からぶら下がってゆらゆら

羽をパタパタ

するだけの地味なもの。

 

 

それでも混み合ったウインドーも

ありました。

 

しかし

年に一度のお披露目式の日に

ストで中止って

さすがにフランスです。

 

日本以上に物価は上昇していて

収入が追いつかないと

即座にストをやります。

 

こちらの労働組合は

働く人々にとっては

つよぉ〜〜い味方なんですよね。

 

今日の主役は

子供達の筈だったのに

働く側の人たちでした。